NIKWAX『コットンプルーフ』でポリコットンTC Revoタープの撥水加工に挑戦

キャンプではユニフレームの『TC Revoタープ』を愛用しています。

ポリコットンタープゆえ、遮光性が高く風合いもよく気に入っているのですが、雨漏りや乾きにくいという弱点もあります。

そんな弱点を克服するため、NIKWAXの『コットンプルーフ』を使って撥水加工に挑戦しました。手順や効果を紹介します。

『TC Revoタープ』の過去記事もよかったらどうぞ↓。

酸素系漂白剤でポリコットン製『TC REVOタープ』のカビを除去してみた

ユニフレーム『TC REVOタープ』レビューと設営バリエーション

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NIKWAXコットンプルーフとは

NIKWAXとはアウトドア用の撥水・防水・クリーニング用のスプレーや溶剤を製造しているイギリスのメーカー。

特にゴアテックス製レインウェアの撥水・クリーニング剤が有名です。

ゴアテックスは水蒸気は通るけど、水は通さない素材。おかげで内部は蒸れにくく外からの水は防げる優れもの。

このゴアテックスを普通の撥水剤やクリーニング剤を使ってしまうと、通気口を塞いでしまい、機能が低下してしまいます。

NIKWAXの優れた専用溶剤ならゴアテックスの機能を損なわずして、撥水やクリーニングができます。

私もゴアテックスのメンテナンスに以前からお世話になっています。

そんなNIKWAXがコットン生地用に作った撥水剤が『コットンプルーフ』です。対象素材はコットン、ポリコットン、キャンパス生地。

柔軟性があって撥水成分が壊れにくく撥水性が長持ち。NIKWAXお得意の技術で通気性も損なわれにくいのです。

NIKWAXコットンプルーフの使い方

説明書によると洗濯機、手洗い、直接塗布の3つ方法があります。

コットンプルーフ説明書

 

洗濯機を使う

  • 洗濯剤投入口の洗剤カスをシッカリ洗い落とす。
  • 下の割合を参考に洗濯を行う。
    アイテム類1着:水量16リットル、コットンプルーフ100ml
    アイテム類2着:水量35リットル、コットンプルーフ150ml
  • 乾燥は自然乾燥。洗濯表示に記載があれば乾燥機(低音低速)も使用可能。

手洗いをする

  • バケツに温水6リットルを入れジャケット類を浸す。
  • 下の割合を参考に洗濯を行う。
    アイテム類1着:コットンプルーフ100ml
    アイテム類2着:コットンプルーフ150ml
  • しっかりとコットンプルーフが染み込むようにかき混ぜ、5分間浸け置きにしたら全体を再度かき混ぜる。
  • 水が透明になるまですすぎ洗いを繰り返す。
  • 乾燥は自然乾燥。洗濯表示に記載があれば乾燥機(低音低速)も使用可能。

希釈液を直接塗布

テントなどの大型物を処理する場合は直接塗布する。

  • テントの場合、屋外に設営する。他のものは処理する場所を新聞紙やビニールで覆い、その上に平らに置く。
  • コットンプルーフ1:水量9の割合で希釈する。生地3㎡辺りにコットンプルーフ50mlが目安。
  • 希釈液をよく混ぜ、柔らかいブラシやスポンジで生地の外側へまんべんなく塗布する。このとき生地は濡れていても乾いていても構わない。
  • 大きなものは何面かに分けて塗布すると簡単。
  • 生地表面にシッカリと希釈液が染み込んでいることを確認。
  • 数分間放置した後、染み込みきれていない余分な希釈液を軽く絞った布で拭き取る。
    余分な希釈液を拭き取らないと生地に染みができる可能性がある。見えない場所で試してから処理する。

上記3つの方法の共通項

  • 最大限の撥水効果を出すためにNIKWAX『テックウォッシュ』を洗濯すること。洗濯表示に従い処理すること。
  • 洗濯後、撥水加工処理は濡れたまま行うこと。
  • コットンプルーフを使用する前はよく振ること。
  • 撥水効果を維持するために、処理したものを使った後は『テックウォッシュ』で洗うこと(一般洗濯洗剤は使用しないこと)

コットンプルーフとテックウォッシュ

(↑写真左がNIKWAXの洗剤『テックウォッシュ』。だいぶ前に購入したもので、ラベルがボロボロ。)

コットンプルーフの説明は具体的に書かれていない部分が多く、分からないことが多すぎる・・・。

例えば

  • 洗濯機を使用する時はすすぎをどうすればいいの?
  • 共通項で濡れたまま処理と書いてあるのに直接塗布の項では濡れていても乾いていてもどっちでもいいと書いてあるけど・・・。
  • タープのような大物を洗濯機や手洗いで処理する場合、コットンプルーフをどのくらい使えばいいの?
  • 洗濯機や手洗いで説明通りにすすいでしまうと効果が薄れそうだけど大丈夫か?

ということで、今回は一番無難そうな希釈液を直接塗布で処理しました。

コットンプルーフを『TC Revoタープ』に直接塗布

今回撥水処理する『TC Revoタープ』は2〜3回ほど使った後で、汚れていたため洗濯からスタートです。

カビや頑固な汚れは、以前紹介した

酸素系漂白剤でポリコットン製『TC REVOタープ』のカビを除去してみた

の方法で処理し、その後、運良く余っていた『テックウォッシュ』で洗濯機で洗いました。

テックウォッシュで洗濯

 

『テックウォッシュ』での洗濯は、すすぎだけ入念に行えばOKでそれ以外は普通の洗濯モードで大丈夫だと思います。

私は念のため↓「お家クリーニングソフト洗濯モード」&すすぎ時間多め&脱水時間少なめの設定で洗いました。

テックウォッシュで洗濯中

(次回洗濯する時は汚れをシッカリ落とすため通常コースにします。)

洗濯後は庭に設営して乾燥させました。

(後述しますが、乾燥させないほうが良いです)

コットンプルーフ 洗濯後

コットンプルーフ希釈液は説明書に従いコットンプルーフ1:水量9の割合で作って準備します。

設営して乾燥させたタープにお風呂の掃除用に買い置きしておいたスポンジを使って塗っていきます。

しかし乾燥した設営状態のタープは、希釈液が流れていってしまいタープに染み込ませるのに苦労しました。

洗濯後は乾燥させずにコットンプルーフを塗ったほうが染み込ませやすくてたぶん楽です。

また家に唯一あった新品のスポンジを使ったのですが、スポンジが小さすぎで作業性が悪く大変でした。

コットンプルーフ 希釈液

スポンジ面が大きく、柄付きで高いところにも塗りやすい↓のようなお風呂用スポンジを使ったほうが絶対に

あとは、手がベタベタになって、洗い落とすのも大変なので、ゴム手袋をつけてやったほうが良いです。

塗布が完了したら、設営状態のまま乾燥させ終了です。

染み込みきらなかった希釈液を面倒くさがって拭き取らなかった部分は説明書き通り白い薄いシミになってしまいました。(薄いシミだし、洗濯や酸素系漂白剤を使えばシミも落ちると思うので気にしません。)

丁寧にやった部分はキレイに仕上がりました。

色は少し白っぽくなったような(気のせいかも・・・)。幕は少し固くなったと思います。

コットンプルーフの効果は?

時間がなくタープ高所にコットンプルーフを塗布できていない状態ですが、塗布部分と未塗布部分で比較できたほうが面白いと思い早速実践投入。

天気は良かったのですが、夜露でタープがビチョビチョになりました。↓

コットンプルーフの撥水効果

↑タープの上部の縫い目で色が違います。

縫い目より空側がコットンプルーフ未塗布箇所。幕に水が染み込んで濃い色になっています。

縫い目よりも地面側から三分の二はコットンプルーフを塗布した部分。水は弾かれ染み込んでいません。それゆえ幕の色も乾いた状態と変わらない明るい色になっています。

コットンプルーフを塗布した部分を拡大してみると、しっかりと撥水しています↓

コットンプルーフ撥水効果

期待以上の効果で大満足です。

撤収の際もタープを揺すれば水玉がコロコロ転がって落ちていくので、乾燥させる時間が大幅に短縮。

これで乾きにくいというポリコットンの弱点を緩和できました。

まだ雨の日は未体験ですが、これほど撥水してくれれば、雨漏りすることはなさそうです。

まとめ

コットン用撥水剤NiKWAXコットンプルーフとNIKWAXテックウォッシュでポリコット製タープ『TC Revoタープ』を撥水加工してみました。

ちょっと手間がかかりますが、効果もバッチリでやって良かったです。

心配だったムラやシミなども、説明分通りに丁寧に処理すればキレイに仕上がります。

ただし塗布時に染み込みきらなかった余分な希釈液を拭き取らずに乾燥させると、薄っすらと白いシミができるので注意です。

買った直後ならテックウォッシュを使った洗濯工程をスキップして、いきなりコットンプルーフの処理ができて楽だったはず・・・。

もっと早くにやればよかったと思いました。

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