快適・安全・汗対策に!ロードバイク通勤(ジテツー)でおすすめなアイテムまとめ

通勤を電車からロードバイクに変えて半年。慣れればストレスフリー、痩せるし、寄り道もしやすく自由感がハンパない。今ではすっかりと生活に馴染んだロードバイク通勤。

私のロードバイク通勤は、片道18km。会社に入るときスーツ必須なので、スーツと革靴でライド。

そんなスーツスタイルでロードバイク通勤している私が試行錯誤を重ね、厳選したアイテムを紹介する。

キャリア・バッグ・汗対策ウェアブルファンにヘッドバンド、タオル・ライト・サドルカバー・レインウェア・ロックといった幅広い、どれも個人的マストアイテムだ。

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DOPPELGANGER バリアングルリアキャリア

背中に汗をかきやすいロードバイクでは、バッグを背負うと背中がベチョベチョ。背面メッシュになったリュックなどを使っても効果はわずか。

一番効果がある汗対策は、バッグを身に着けないこと。

通勤にビジネスバッグが必須な私は、ロードバイクにつけたリアキャリアでバッグを運んでいる。

リアキャリアはDOPPELGANGERの「バリアングルリアキャリア」が絶対にオススメ。

「バリアングルリアキャリア」のいいところは、サイドフレームを立てたり、水平にしたり、下げたりできること。

ロードバイクへ装着前のバリアングルリアキャリア。サイドフレームは下を向いている。

一般的な平らなキャリアにゴムネットでバッグを固定していたこともあったが、段差などの衝撃でバッグがズレ落ちそうになる。さらに固定するのが手間だったりで不便だった。

車種にもよるが、キャリアは水平にならない

「バリアングルリアキャリア」ならサイドフレームを立てれば、サイドからカバンが転げ落ちる心配がない。ビジネスバックのように立てて使うバッグと相性がよい。

後方にはズレ落ちる可能性があるため、紐を回して固定するようにしている。

紐についているリアライトは後に紹介するキャットアイWearable X

バッグを載せて紐を後ろに回してカラビナでカチッと固定するだけなので、短時間に準備ができる。

バッグ全体をゴムネットで覆う固定方法と違い、この方法ならバッグの中身を出し入れできるのもポイント。

バッグを背負わないことで、軽快感が増し走っていて楽しいし、疲労軽減にもなる。

ウエストバッグ アークテリクス マカ2

上記の通り、リアキャリアにメインバッグを載せており、バッグの中身を取り出しにくいので、財布やスマホなどはウエストバッグに入れている。

ウエストバッグはアークテリクスのマカ2(旧モデル)を愛用中。

アークテリクスといえば、オシャレでクソ高価なギアが多いなか、このマカ2は妥当な値段。ただし、この丸みを帯びたデザインは、私のようなおっさんがウエストバッグとして使うとすごくダサい。

デザインはさておき、気に入っているのが、ちょうどよいサイズ感。

マカ2にスマホ、財布、キーケース、ロードバイク用の鍵、ライド中に飲む500mlペットボトルを入れ、駐輪所でペットボトルだけロードバイクのドリンクホルダーへ移し替えて出発。

会社の駐輪所に到着したら、ロードバイク用の鍵を取り出して、代わりに取り外したライト2つと500mlペットボトルをバッグに入れる。実にちょうど良い。

ライド中はウエストベルトを腰の方に滑らせて回し、物を出し入れするときはすっと前方にバッグを回せばOK。駐輪所からの徒歩移動中もバッグ内の荷物整理がしやすい。

ウエストバッグは、あまり汗をかかない腰〜お尻に位置し、さらに小型なので汗ビッショリにならない。

サコッシュと違いズレてこないので安定したライドできる。

ちなみに、マカ2はショルダー風にも使える。ショルダー風に使うとダサさはかなり軽減される。

DOPPELGANGER ラップハンドルバーバッグ

汗対策・疲労対策で荷物は極力身につけないようにするため、雨対策グッズ(レインウェア・シューズカバー・バッグの雨避けゴミ袋)+携帯工具+替えチューブはフロントバッグ(ハンドルバッグ)に入れている。

フロントバッグはドッペルギャンガー「ラップハンドルバーバッグ」を使用。両端をクルクル巻いてバックルで固定して使用する。

ドロップハンドルに付けるフロントバッグは横幅が制限されるため、フラットハンドルに比べてあまり大きな荷物を入れることができないが、上記荷物を入れるぐらいならちょうど良い。

「ラップハンドルバーバッグ」は、安価だけど見た目も安っぽくなくオススメ。

ロードバイクに付ける場合、フロントタイヤとのクリアランスに注意

「ラップハンドルバーバッグ」にはメイン気室とは別に、手軽にアクセスできるポケットがあるので、そこにモバイルバッテリーを入れておき、充電ケーブルを伸ばしてハンドルに固定しているスマホへ充電もできて便利。

バイクへの付け外しが若干面倒なので、私の場合「ラップハンドルバーバッグ」を付けっぱなしにしている。

腰ベルトファン

ロードバイク通勤の背中の汗対策に、冬以外は腰ベルトファンを使っている。

その名の通り、腰のベルト部分に引っ掛けて、服の中に風を送るファンだ。

ベルトに引っ掛けるためのクリップ、反対に服を引っ掛けるためのクリップがあり、腰に装着して使う。

ベルトファン
ファンの吸い込み口と服の裾を引っ掛けるフック

風量は3段階あり、普段使用している中で約6時間バッテリが持つ。涼しく、背中の汗が大幅に減って快適である。

弱でも騒音がちょっと大きいので、静かな室内では使用しにくいのが難点だが、夏場の自転車通勤の救世主とも言えるぐらい素晴らしい逸品。

ベルトファン装着
ワイシャツとスラックにベルトファンを装着してみた図。見苦しいお尻アップごめんなさい。

ちなみにストラップで首にかけて、顔に風を送ることも可能。ロードバンクを乗るとき以外でも、暑い時期の外遊びで活躍している。

Halo headband Halo I(ハチマキ)

頭や額から顔に流れ落ちる汗は不快だ。ちょっと下を向いた時に汗がアイウェアのレンズにぽたっと落ちたりしてゲンナリ、濃い汗が目に入って目が痛い、襟までビショビショ・・・。

そこで、おすすめなのがHalo headbandの「Halo I(ハチマキ)」。

ぱっと見、ただのヘッドバンド(ハチマキ)。

haloⅠ ハチマキ
ただのヘッドバンド?

裏面にシリコンゴムのようなラインが施されており、そのラインが額からの汗を受け止めて頭の後ろ側に流し、目に汗が入るのを防いでくれる。

haloⅠ ハチマキ裏側
黄色い部分がシリコンゴム

この汗処理に合わせて、吸水性と速乾性も優れる素材により、顔から垂れる汗が激減し、襟元がビッショリにならない。

ヘッドバンド自体に収縮性があるため、一度、自分の頭に合わせて結べば、以降は結び直す必要がない。

薄い素材なので、アイウェアと干渉しない。ヘルメットを被れば、背後から結び目が見えるだけで、ほとんど目立たない

haloⅠ ハチマキ装置
Halo headbandを装着してヘルメット被ってみた

Halo headbandには様々なモデルがあるが、私のように頭がでかい人は、調整幅が広い「Halo I(ハチマキ)」が良い。

ハンドタオル

ライド中は安全確認のため首を回すので、汗と皮脂でワイシャツの襟に汚れやすい。さらに襟は生地が重なっているので汗で濡れると乾きにくい。

そこで、首に薄いハンドタオルを巻き、肌と襟が直接触れないようにしている。

使用しているのは、モンベルの「マイクロタオル ハンド」。

「マイクロタオル ハンド」は薄手でコンパクト、吸水性・速乾性に優れるハンカチサイズのタオル。薄いハンカチよりもさらにコンパクトなのに厚手のタオルハンカチと同じくらいの吸水性を持つ。

くるくる巻いて、ついているバンドで固定すると親指サイズになる。何かと荷物が増えてしまうロードバイク通勤では、このコンパクトさはありがたい。

25cm×25cmなので、首に巻くには少し小さいので、三角形に折って襟と肌に挟み込んでいる。

こんなイメージ

ハンドタオルサイズになると大きくて邪魔、生地が厚いと首に巻いた時に暑苦しい。なのでこれぐらいがベスト。

速乾性があるので、会社でデスク下に置いたカバンの上に広げておけば、すぐに乾く。すぐに乾くから臭くならない。

キャットアイ VOLT400 DUPLEX・Wearable X

ライトは常にフロント×2、リア×2とそれぞれ二重系にしている。アピール力とバッテリー切れ対策のためだ。

その中で、便利で気に入っているライトがキャットアイの「VOLT400 DUPLEX」

白色のフロントライトと赤色のリアライトが一体となったライトで、ヘルメットの上に装着しちょんまげスタイル使用する。

ヘルメットマウントブラケットのマジックテープをヘルメット上部のエアインテーク(穴)に通して固定する。マジックテープは長めだし、ブラケットの角度調整幅も広いので、穴が空いているヘルメットなら幅広く対応すると思う。

volt400装着
ちょんまげスタイル

ヘルメットに固定されているため、視線の先を照らしてくれるのが便利。

こちらに気づいていない車や荒れた路面など、自然とその場所に注意がいく=顔が向く。するとライトもその方向を照らしてくれ安全。

夜間でもサイコンをバックライトなしで確認できるし、ダイヤルキーを合わせるのにも便利。

ヘルメットが重くなってしまうのが難点だが3日で慣れた。

フロントは「ハイ」「ミドル」「ロー」「デイタイムハイパーコンスタント」「点滅」の5モード。リアは「点滅」「点灯」の2モード。

VOLT400 DUPLEX
VOLT400 DUPLEX

フロントはほぼ真横からみても、ライトがついていることが分かるくらいに広範囲を照らしてくれる。

なかなか明るいので、ライド中は周囲の人が眩しくないように、自分の視線よりも下方を照らすようにしている。

手軽なMicro-USB充電もできる。(個人的にはタイプCが良かったが)

もうひとつ。オススメなテールライトのキャットアイ「Wearable X」。

左がVOLT400 Duplex、右がWearable X。キャットアイ好き。

クリップタイプの台座を使用しており、取り付けは簡単だけど、脱落防止の返しのおかげで簡単には外れない。外そうと思っても外れにくい……。そのかわり、本体をちょっと回すとクリップと発光面が外れるので充電の際はこの方法で外している。

wearable x
抜群の固定力を誇るWearable Xのクリップ

このライトも発光範囲が広いので、側面から見てもアピール力抜群。

私の場合はリアキャリアのバッグ固定用の紐に「wearable X」を付けている。

昼間でも視認性よし
wearable x2
付属品のシートポスト取り付け用ゴムバンド

この手のライトは、ランニングコストが高いボタン電池が多いが、「wearable x」なら「VOLT400 DUPLEX」と同様にMicro-USB端子で充電できるためランニングコストも安く便利な点が気に入っている。

モンベル レインダンサー・サイクル レインシューズカバー

レインウェアはモンベル「レインダンサー」のジャケットとパンツを使用している。元々は登山用のレインウェアだが、GORE-TEXということもあり、ロードバイク通勤でも割と快適。

かれこれ10年以上使用しているが、とっても丈夫なのでまだまだ使用できそう。モンベル製品はちょっと値段が高いが、丈夫なのが多くてオススメ。

このジャケットのフードを被り、その上からヘルメットを被ることで、頭が濡れるのを防げる。さらにヘルメットは日除けを兼ねて常にバイザーを付けているため、このバイザーで顔(目元)が濡れるのも防げる。

足はモンベル「サイクル レインシューズカバー」を使用。

これなら革靴でもビンディングシューズでも使用可能。

リアキャリアに乗せているビジネスバッグは、ゴミ袋に入れて雨から守る。

いつ雨に振られてもいいように、これらの雨対策グッズはフロントバッグに常に入れてある。

ズボンが傷まない、テカらない乗り心地がいいNASAの博士発明のサドルカバー

どうしても頻繁かつ長時間乗ることで、スラックスのお尻から太ももの部分がサドルとの摩擦でテカテカになってしまう。

スラックスのテカリ対策で「ズボンが傷まない、テカらない乗り心地がいいNASAの博士発明のサドルカバー」を使用中。

効果のほどは・・・、あまりよくわからないが、ちょっとはマシになっているはず。

このサドルカバーの欠点は、バイクの見た目がハイパーダサくなること。でもダサさは盗難対策にもなるかもと思って割り切っている。(リアキャリアも付けてるから野暮ったさMAX)

ニッコー DR-180 チェーンロープロック

メインのロックをフレームと地球でロック。でもそれだけだと、ホイールとサドルは簡単に盗られてしまう。

そんな心配には、ニッコー(NIKKO) DR-180 チェーンロープロックおすすめ。

フロントホイールからフレーム、サドル、ヘルメット、リアホイールまで、一本のしなやかなチェーンロープを通し南京鍵でまとめてロックできる。

チェーンロープの長さは180cm。内部にチェーンが入っているが質感はほぼロープ。

キーとして南京鍵が付属してくる

中間層に特殊繊維配合で防御力UPとのことだが、たぶん中型ワイヤーカッターで一撃だろう。それでも、ちょっとしたイタズラ対策には十分に効果があると思う。

軽量だし束ねればコンパクトになるので、通勤時の持ち運びにも便利。

ロードバイク通勤を快適にするおすすめアイテム紹介は以上。もっといいアイテムが見つかったら随時更新する予定。

過去記事「ロードバイクを安全&快適に楽しむための2つのオススメ小物」もよかったらどうぞ。

おわり

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