デュアルリスニングイヤホンSONY SBH82Dは子育て中の人におすすめ

子どもが寝ているときに、息抜きとして楽しみたいテレビ、動画、音楽。しかし、音が出るものは子どもが起きてしまうかもしれない。イヤホンをすると子どもの泣き声に気付きづらくなってしまう。

そこで、SONYのデュアルリスニングイヤホン。

デュアルリスニングという名の通り、イヤホンからの音と周囲の音、どちらも自然に聞こえるのが売り。

デュアルリスニングイヤホンは、コードタイプ、ワイヤレスタイプ、ワイヤレス左右独立タイプの３種類あり、私はワイヤレスタイプのSBH82Dを購入したので紹介します。

SBH82Dを使ってみた感想

売り文句通り、イヤホンからの音と周囲の音が上手くミックスされて聞こえます。お店で音質の良いBGMを聞いている感じで、今までに体験したことがない不思議な感覚。

音量調整で周囲の音とのミックス具合が調整される。

音質を追求するイヤホンではないので、音質に期待していなかったが、想像していたよりもかなりgood。低音も頑張っている。静かな室内で使っていれば、普通のイヤホンとほぼ遜色ない。

耳を完全に塞がない構造をしているので、長時間装着していても疲れない。耳の中も蒸れないので不快感・圧迫感も少ない。

耳たぶに挟む方式なので外れにくく、長時間装着しても痛くない。

耳に装着する部分はS,M,Lと３種類のサイズが付属してくる。

本体重量25.5gと軽量で、上記の通り耳への負担感が少なく、外部の音がよく聞こえるので、音を再生していないと装着しているのをたまに忘れる。装着感については最高。

音楽を聞きながら会話もできるし、冒頭にも書いたとおり子どもの泣き声にもすぐに気づいて対応できる。

子どもたちが寝静まった車内で自分だけ音楽を聞くことができる（車や自転車でイヤホン使用しての運転は都道府県によってルールがまちまちだが、このイヤホンなら限りなくホワイトになると思う。）

ジョギングでも接近する車の気配を感じることができる。アダルト動画鑑賞中でも家族の気配を察知し、対処することもできる（笑。

テレビを見ながらスマホで再生している音楽を聞くこともでき、こういった”ながら”再生ができるのが素晴らしい。

ただし音量大きめなBGMがかかった場所だと、外部のBGMとイヤホンからの音楽が混ざり、ある意味面白い感じになる。

その他、7.5時間の連続再生やリモコンにマイク、ボリューム、マルチファンクションキーがあるので、ワイヤレスイヤホンとして不満はない。

充電端子は最近一般的なUSBタイプＣであり、スマホ充電器と共用できるのが地味にありがたい。

当然だけど、周囲がうるさい場所だとイヤホンからの音が聞こえにくいのがデメリット。

電車の中だと音楽鑑賞としてはNGだけど、BGMとしてはOKといった具合。

音漏れもカナル型と比べると多少あるが、電車の中で使用しても問題ない。ただし、電車の中で外部からの騒音を排除して音楽を楽しみたいとなると、かなり音量を上げることになる。この場合は、席の隣の人に曲が分かるレベルで音漏れする。

電車などの公共の場かつ騒音が大きい場所では、音漏れと外部騒音を防ぐため、開放部分を塞ぐようなオプションがあればいいのにと思う。

もう一つのデメリットは耐久性への不安。

実はワイヤレスタイプのSBH82Dを使用する以前にコードタイプのSTH40Dを使用していたが、歩いているときに降っていた手がコードに引っかかり、瞬間的に強く引っ張ってしまいイヤホンのプラスチック部分が折れてしまった。

自分以外にも、コードタイプSTH40Dは折れた報告が多く、やっぱり脆かったようだ。

今回紹介している後発のワイヤレスタイプのSBH82Dはどうかというと、材質や構造はコードタイプSTH40Dとほぼ一緒のため耐久性に不安がある。

発売してから間もないためか、または対策されているためかわからないがワイヤレスタイプのSBH82Dで折れた報告はないようだ。

周囲の音も聞こえる（＝うるさい場所だと使いにくい）というコンセプトを理解し、気軽に楽しむイヤホンとしてとってもオススメ。特に子育て中の人には便利に使えるシチュエーションが多くてオススメ。

ワイヤレス機能は、機能やバッテリー持ちに全く不満なし。

耐久性に不安があるが、壊れてもまた買い直すレベルで気に入っている。