先日の記事の続きです。
2015年ほぼ日手帳挫折、トラベラーズノートへ乗り換え
今回は、予告通りトラベラーズノートのリフィルの種類と私の使い方、カスタマイズをご紹介したいと思います。
使用しているリフィルの紹介
2015年版 週間
2015年版 週間の中身
週間リフィルは、半年で1冊の2冊セットのものです。
オマケでシールとちょっとしたガイドブックという3ページものが付いてきました。
週間リフィルの表紙はとってもシンプルでなにも書かれておりません。
中は、まず2015年と2016年の年間カレンダーが2ページ。
次に、1ページに2ヶ月のバーチカル表示で12ヶ月分。
その後、メインの週間ページとなります。1週間で見開き2ページの構成です。
1日の欄は、このようになっています。真ん中にマークがあるので便利です。
紙は、MDペーパー採用でクリーム色です。目に優しくて、書きやすく、厚みも程よく、この紙質大好きです。
週間リフィルの使い方
私が1ヶ月いろいろ試して、落ち着いた今現在の使用方法です。
ペンは4色フリクションを使用してますので、使う色は書く内容で分けています。
赤:今後、職場でのこと。
青:今後、職場以外でやること。
黒:職場であったこと。
青:職場以外であったこと。
の4色です。
では、週間リフィルの使い方ですが、月間バーチカルは、予定をザックリと書いています。ごく普通の使い方です。
週間ページでは、以下のようにしてます。
・邪魔にならない日付の左上に勤務予定を書く(休日か休暇か早出か遅出かなど)
・日付の下に、月間バーチカルで書いたようなザックリした予定を書く
・フリースペースの左側には、この日にやるべきTODOを書く
・フリースペースの右側には、この日にあったことや学んだことなどのメモを書く
・ミニ月間カレンダーの横に今週中にやるべきTODOを書く
残念ながら、実際に使用しているページの写真も載せたかったのですが、仕事関係のことも書いてあるので、今回は止めました。
ですが、使わなかった2014年末のページを利用して↑の使い方を、トラベラーズノート上でまとめてみました。
こんな感じです。
書きたいことが多ければ隣にはみ出してもOKとしています。
そして現在、GTD(Getting Things Done)を実践中ですので、この週間に書くTODOは、GTDで言う「カレンダー」と「次にとるべき行動」のリストを書いています。
ちなみにGTDとは、頭の中のやりたいこと、やらなければならないことを全部書き出し、それぞれ分類しておくことで、頭をスッキリさせて仕事の効率をアップさせる手法です。
詳細は、この記事の一番下に大変参考になるサイトのリンクを張っておきます。
終わったTODOは、横線を引いて消しています。その方が気持ちが良いから。
フリースペース右側はとてもスペースが少ないため、今日の出来事・実績は簡潔に書き、一日の終わりにそれを見ながら、ほぼ日手帳へ詳しく掘り下げて日記を書いています。
なのでフリースペースの右側は、ほぼ日手帳のインデックスのような役割も果たします。
無印良品 パスポートメモ
無印良品 パスポートメモの中身
トラベラーズノートユーザーの間では、定番のノートとなりつつある無印のパスポートメモです。
定番の理由は、純正よりもノートのページ単価が安いこと。
欠点は、純正ノートよりもページ数が少ないこと、書き味が劣ること。
パスポートサイズのノートって以外と無いので、無印パスポートメモか純正のMIDORIかしか選びようがないので、今のところはコレを使用しています。
無地とドット方眼と方眼の三種類がありますが、私は方眼を使用しています。
紙の色も、MDペーパーと同じようなクリーム色なので気に入ってます。
無印良品 パスポートメモの使い方
GTDで言う「いつかやる多分やる」と「プロジェクト」、「連絡待ち」のリスト。あとGTDではないですが「欲しい物」のリストを書くノートとして使っています。
パスポートメモの前の方から「いつかやる多分やる」リストを書いていき、後ろの方から「プロジェクト」リストを書いています。
前から書いていく「いつかやる多分やる」と後ろから書いていく「プロジェクト」が途中でぶつかったら、新しいノートにします。
「連絡待ち」のリストは、パスポートメモ表紙の裏に大きめのポストイットを張って、そこに書いています。
「欲しい物」リストも、同じくポストイットを、反対側の表紙裏に張って、書いています。
再生紙パスポートメモ 5mm方眼・125×88mm・24枚・緑 | 無印良品ネットストア
クラフトファイル
クラフトファイルは、単純に厚紙にポケットが付いたモノです。
トラベラーズノートの革は、柔らかいので、少しでも書きやすいように、固めの厚紙が入っていると良いかもと思って買いました。
確かに、立って書きやすくなったような気がします。手軽にポケットも作れるので、おすすめです。
私は、このクラフトファイルの片方のポケットに、印刷ミスをしたA4用紙の裏面をメモに利用するため、PocketModの折り方をして挟んでいます。
PocketMod: The Free Recyclable Personal Organizer
上記、PocketModのHPにある紙の折り方を参考に、印刷ミスや不要となったA4用紙を折ったり切ったりします。すると、こんな感じになりますので、
これを、クラフトファイルのポケットにセットすると、ピッタリフィットします。
念のため落ちないように、クリップで留めれば、
クラフトペーパーに7ページの小さいメモ帳を追加することができました!
必要のないA4用紙の裏紙なので、気兼ねなく色々な事を書けます。
私の場合、GTDでいうInBoxとして使ってます。
とりあえず思いついたTODOをとりあえずメモしておく場所です。
暇な時に、TODOをこの場所から、週間リフィルやパスポートメモなどのしかるべき場所に転記して、移したTODOは横線で消しています。
その他にも、ノートに書くほどでもない、ちょっとしたメモなども書いています。
メモ帳がいっぱいになったら、大事なメモやTODOの転記忘れが無いか、ざっとチェックして捨ててしまいます。
やってみたカスタマイズ
上記のリフィルたちを受け止めるために、やってみたトラベラーズノートのカスタマイズをご紹介します。
ポケットシールの貼り付け
純正のポケットシールで、トラベラーズノートの革裏に張り付けて、ポケットを作ることができます。
このポケットシールはレギュラーサイズとパスポートサイズどちらでも使用可能とのこと。
左側の革にまず張ってみます。
このポケットは、2枚のビニールが張り合わさった形です。
張り付ける方の面は、全面糊付けされているので、しっかりと貼り付けできます。
ギリギリを狙って、張り付けて、指でよく圧迫すればOK。簡単に革裏にポケットを追加できました。
しかし、右側の革へも張ろうと思ったら、ゴムの結び目のコブが邪魔で貼り付けできないことに気づきました!
どうしようか迷いましたが、結局、ポケットを少し切り取って、コブを回避して張り付けました。
それでも、このポケットにモノを仕舞う時に、やっぱりゴムの結び目のコブが邪魔ですし、ノートも書きにくいので、コブを取り除くカスタマイズもしました。次のカスタムで紹介します。
ともあれ、これで左右の革裏にポケットを追加できました!
ちなみに、このポケットシールについてきたもう1枚のカードポケットですが、革へ横張りするのは横幅が長過ぎるし、縦張りは使い勝手が悪そうなので、張らずに取っておくことにしました。
もし張るとしたら、クラフトファイルの表面へ縦張りするしかもう場所がないのですが。
ゴムの結び目が気になるのでボタンを付ける
ということで、ボタンを取り付けます。
ごく普通のペーパークリップを手で伸ばしてワイヤーにしてボタンに通します。
トラベラーズノートの革に付いていたゴムを取外し、その穴にボタン+ワイヤーを通し、
革とボタンがしっかりくっつけるように(遊びが少なくなるように)、ペンチなどでワイヤーを引っ張ります。
そして、ある程度の長さを残して、余分なワイヤーを切り落とし、
ワイヤーがグルグル・グラグラしないように、マスキングテープを3重重ねで張ります。
ワイヤー先端は尖っていて危険な場合もあるので、マスキングテープはその防護の役割もあります。
茶色系のマスキングテープなら、目立たなくて見栄え良く仕上がるかもしれませんが、手元にこんな柄のしかなかったのでしょうがない。
本当はもっとしっかり固定するべきですが、意外とこんなのでも問題なく使えています。
革裏に固定するワイヤーをある程度、長くしておけば、簡単にはボタンが取れることはなさそうです。
しかし、ワイヤーの固定がマスキングテープということで貧弱なので、注意が必要です。
ワイヤー先端で怪我しないようにも注意です。
やる場合は自己責任でお願いします。
表のボタンに、元から付いていたゴムをきつくボタンに1週巻きつけて完成!
こんな感じで、トラベラーズノートへゴムを巻きつけて、ボタンで留めて使います。
また、私の場合、ペンをこのように固定していました。
ボタン取付カスタマイズによりゴムが2重に掛かるようになったので、ペンの固定力が増して良い感じです!
以前のゴムの結び目が無くなったので、ノートが書きやすくなったかと言うと、今度はボタンの突起があるので、机の上で書くときは、やっぱり少し書きにくいです。以前よりは突起が外側に移動したので、たいぶ書きやすくなりましたが。
<2015.3.21追記>
特に問題はなかったのですが、付属のゴムは、ほんの少し短かったので、下記の「ノートを留めるゴムを追加」で余ったオレンジ色の短いゴムを結んで伸ばしてみました。
結び目が多くてカッコ悪いような気が・・・。
でも、色が二色になって個人的には好きです。
オレンジゴムはそれほど長くないので、ボタンの反対面は従来通り茶色の単色です。
合わせて、ゴムをボタンの下のワイヤーのワッコに通すようにしました。
これで、ゴムの元が外れなくなったので快適♪
長さもちょうどよくなったので、ゴムのテンションもキツ過ぎず、緩すぎずでバッチリ使いやすくなりました!
<追記終わり>
またオシャレなボタンが手に入ったら、交換してみたいと思ってます。
ちなみに、使っているペンはコレです。色もトラベラーズノートと一緒で良い感じ♪
ノートを留めるゴムを追加
純正で連結バンドがあるのですが、それよりもノートを留めるゴムをもう1本追加したほうが、使い勝手が良さそうなので、やってみました。
トラベラーズノート本体を購入したときに付属してきたスペア用のオレンジ色のゴムを追加です。
元からある茶色のゴムに沿って通していき、始点と終点で結び目で玉を作り、留めるだけの単純な定番カスタム。
これにより、週間リフィルと無印パスポートメモの2冊を固定できるようになりました!
しおり紐を追加
これまた簡単なカスタムですが、しおり紐を追加しました。
適当な紐をこの部分に結ぶだけでOK。
この紐を内側に持って来れば完成!
ちなみに、左側の茶色紐は、元から付いていたしおり紐で、右側の黒色紐が今回追加したものです。
私は、週間リフィルのバーチカル月のページ用、今週のページ用、パスポートメモ用の3本のしおり紐を使ってます。
単純なことですが、やっておくと非常に便利です。
まとめ
上記のリフィルとカスタマイズにより、中央に週間とパスポートメモ。その2冊を挟むようにクラフトファイルを配置しています。
ということで、大変気に入ってるトラベラーズノートです。
気づけば、久しぶりにこんな長い記事になってしましました。それだけ気に入ってるのです。
もう少し、革が固ければ、立って書きやすいのにとも思いますが、いろいろカスタマイズできて良いですね。
2015年は、トラベラーズノートと共に行ってみたいと思います!
[2015/10/02]新しいトラベラーズノートの記事を書きました!よろしければ、こちらもどうぞ↓
トラベラーズノート運用見直し!A7メモパッドを装着する | 芋づるハピネス
当記事の写真は全てcanon x6i+SMC Takumar 50mm F1.4で撮影し、Lightroom5でRAW現像しています。
現像は、Adobe standardで、露出補正とトリミング、4枚ほどホワイトバランスのみ調整しています。