2014年の年末に、新しいカメラを買ってしまいました。
そう。RICOH GRです。
今回は、購入経緯から、一緒に買ったもの、GRの簡単なレビューをご紹介したいと思います。
コンパクトなカメラが欲しくなった
一眼レフだと大きすぎて、日々のちょっとした時に重くて大きいため持ち出すのが億劫
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もし持ち出したとしても、近所の住宅地を大きなカメラを首からぶら下げてたり、手に持ってたりしたら怪しまれそう
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なのでバッグに入れて持ち歩く
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そうすると撮りたい瞬間に、重くて大きいカメラをバッグから出すのが面倒
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まあ撮らなくても良いかと思い、結局持ち出してもほとんど撮らない
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なんのために苦労してカメラを持ってきたか分からない
ということが今まで多々ありました。よって、小さくて手軽なコンデジかミラーレスが欲しい。
でも画質が良くて、色々設定がいじれて、操作性が良いのがいいなと思ってました。
用途をまとめると、
・歩けるようになった息子との近所の散歩で撮りたい!
・通勤時に出会うかもしれない素敵な風景や光景を撮りたい!
といった感じです。
Ricoh GRを選ぶまでの道のり
とにかくイメージが良い
Ricoh GRは、とにかくレンズや操作性の評判が良いです。
単焦点28mmということで便利なズームはなし、コンデジに良くある顔認識機能などの便利機能もなし、本体のデザインも飾り気がなし。
ですが、カメラとしての基本的な機能(操作性・ホールド感・レンズ性能・撮って出しjpegの写りの良さ・起動の早さ等々)しっかりしており、硬派でカッコよいイメージでした。
ですので最初からGRが第一候補でしたが・・・
PENTAX Q7とも迷った
安くて・軽くて・小さいミラーレスのペンタクッスQ7と若干迷いましたが、
センサーサイズが小さい事と、いくら本体が小さくてもレンズの出っ張りで大きくなってしまうので止めました。
GRを買った後でも、少し気になるカメラです。
レンズが2本ついてもあの安さなので、いつかグラッと行ってしまうかもしれません。
GR DIGITAL Ⅳとも迷った
次に迷ったのは、Ricoh GRの前の機種であるGR DIGITAL Ⅳ。
発売が2011年冬なので、コンデジと考えるとエライ昔のモデルとなるのですが、現在でも評価が高いです。
GR DIGITAL ⅣとGR無印は、センサーサイズが違い、絵作りも少し違うとのことで、作例を見て回った結果、GR無印も好きだけどGR DIGITAL Ⅳも結構良いかもと思いました。
しかし、ヤフオクで中古を見たらなかなかの高値だし、新品は現行のGR無印と同じ値段で、どちらにしても割高感があるなあとウダウダ考えていたら・・・
Ricoh GR(現行の無印)が安くなってる!
【注意 現在の現行機種は、2015年6月発売のGRⅡです。】
2年毎に新製品が出ているため、今年2015年の夏頃に、新製品が発売されるのじゃないか?と言われているRicoh GR。
モデル末期となりつつあるためか、2014年年末から値段が下がり始めたので、とっさに購入してしまいました。
Ricoh GRを1ヶ月使ってみた[レビュー]
今まではカメラはcanonのエントリー一眼レフのkiss X6iをメインで使用していましたので、主にx6iとの比較しての感想となります。
やっぱり軽くて持ち出しやすいくて良いですね。
買ったばっかりということもあるかもしれませんが、写真を撮る枚数が断然増えました。
レンズは評判通り、写りが良いですね。
換算28mmということで、手持ちのレンズで同じ画角だと以前に修理した記事を書いたcanon EF-S 18-135mm STM ISの広角端とほぼ一緒になりますので、このレンズとの比較を(ズームと単焦点を比較すること事態間違いかもしれませんが)。
canonレンズにキズ?ヒビ?ゴミ?が入ってしまったので修理に出してみた
RAWで比較しても、やっぱりGRの方が断然キレイ。
開放で撮って拡大して見てもクッキリ目が覚めたように写っています。
特に驚いたのは湾曲の少なさ。EF-S 18-135mm STM ISはファインダーで広角端を見ると、湾曲が激しくてテンションガタ落ちで、そのせいで広角に苦手意識があったのですが、GRはそんなこと一切ないです。
GRレンズで光学的にしっかり湾曲補正されているそうです。
事実、LightroomでRAWを現像しても湾曲は気になりません。
あんなに小さいレンズなのに素晴らしいです。
今のところ、設定でRAW+Jpegでデータ保存していますが、GRのjpegが凄く好みなので、もう少ししたらjpegオンリーで使うかもしれません。
今はとりあえずRAWでも残しておいて、Lightroomで見てみたり、カメラ内でエフェクトをかけて現像してみたりして遊んでます。
エフェクトは、ポジフィルム調がお気に入りです。
通常はビビッド設定で使っております。
お散歩用のカメラということで、今までのファインダーと比べて、GRでは背面液晶での確認となり見にくいかなと予想してましたが、使って見ると普通に見えます。特に問題なさそうです。
それよりも、子どもとの散歩は周囲の車や自転車に注意しなければなりませんので、ファインダーだと覗きこむことにより、周りが見えにくくなってしまったり、集中し過ぎてしまいます。
よって、お散歩カメラとしては、一眼レフよりもコンデジやミラーレスの方が良いと実感しました。
また、フルサイズ換算で28mmで広角レンズのため、子どもを撮るときに引かなくても(子どもから離れなくても)、全身を入れることが容易なので、この点もお散歩カメラとしては◎。
GRの特徴としては、設定を細かく弄れ、またボタンの数も多く、配置がよく考え抜かれている点です。
私の持っているx6iよりも、更に色々な設定をできますし、ボタンも一杯。
いろいろ設定できるのは、嬉しいことですが、これがまた迷ってしまってます・・・。
設定に関しては、備忘録の意味を含めて、また後日、別記事で書いてみようと思います。
Ricoh GRと一緒に購入したモノ
合わせてGRと一緒に購入したモノもご紹介します。
バッテリーチャージャー
このGRは、カメラ本体にUSBケーブルを差して充電できるので、コスト削減のためかバッテリーチャージャーが付属してきません。
GR本体で日常的に充電していて、GR本体のUSB端子が劣化で緩くなったり接触が悪くなったりしたら嫌だなと思い、バッテリーチャージャーを購入することにしました。
Ricohの純正チャージャーは値段が高いので、Ricohのものよりも半額で買え、互換性もあるsigumaのBP-41を購入しました。
問題なく使えております。
カメラケース
カメラケースは、他に良さげな奴が見つからなかったので、無難に純正のソフトケースGC-5にしました。
まあ純正なのでピッタリフィットで、まあまあな使い心地です。革製なので質感も良い感じです。
ベルトに通しても使えます。
私の場合、付いていたリングにカラビナを付けてカバンに付けることが多いです。
上の写真にも写ってる2つのボタンを外すことで、フタを切り離せます。
ストラップ
意外に良かったのが、HandLinker Putto Carabinerです。
これは、ネックストラップで使用もできるし、
リング部分が簡単に外れてフィンガーストラップにもなる優れものです。
このシルバーの金属部分のボタンを押し込むことで
3カ所の爪が引っ込み、
するっと抜けます。
この機構により、いろいろなカメラの持ち出し方が出来ます。
私の場合、散歩の時はGRをケースから出して剥き出し状態にして、このストラップをネクストラップとして使います。
通勤の時は、上記のカメラケースをカバンに取りつけ、邪魔になるネックストラップ部分は外してます。
ネックストラップ部分を外しても、フィンガーストラップとなるので、リングに指を通して使えば、落とすリスクも減って良い感じです。
他にも、ネックストラップとして使っている時に、地面の花をアップで撮る場合、カメラを花に近づけるために普通ならストラップを首から外さないといけませんが、これならワンプッシでネックストラップから分離できますので、簡単に素早く花を撮れます。
欠点は、ネックストラップの幅が細すぎることです。
GR単体でなら首にかけてもギリギリOKですが、上記のケース付きだと結構重く感じて、使いたくないぐらいです。
あと、ネックストラップの長さ調整ができないことです。
しょうがないので結び目を作って調整してます。
まとめ
GRを購入したことにより、「あーあ、カメラを持ってきていたら良い写真が撮れたのになぁ・・・」という事がほぼ無くなりました。
GRのコンパクトさで、いつでも持ち歩けるようになったためです。
GRにより手軽に綺麗な日常写真がとれるため、放置状態だったインスタグラムを再開して見ました。
これがまた、楽しくてしょうがないです。
ズームができないデメリットがあるものの、それゆえ小型高性能なレンズと大型センサーが相互にしっかり最適化されています。
jpegの優秀な処理や、操作性の良いボタンの配置・種類、コンパクトだけど握りやすい形、レスポンスの良さ、カスタマイズ性などなど。
どれもが素晴らしく、絶妙なバランス感です。
熱狂的なファンが多いことも納得です。
新しいモデルが出たとしても、そんなに値崩れしない珍しいデジタルカメラです。
買って良かったです。