「Cannon EOS Kiss X6i」から「FUJIFILM X-T20」へ買替えました。
買替えた理由と「FUJIFILM X-T20」を選んだ理由、レビューを紹介します。
→追記「FUJIFILM X-T20」と「Cannon EOS Kiss X6i」の撮って出しの比較を記事最終に追加しました。
なお古いカメラしか使ったことがない私のレビューなので、「そんなの今どきのカメラだったら当たり前じゃん」ということがあるかもしれませんが、悪しからずお許し下さい。
FUJIFILM X-T20へ買替えた理由
ちょっと長いので「FUJIFILM X-T20」の感想・レビューだけ見たい方は、読み飛ばして下さい(^^;
OVFのデメリット
2012年発売のCanonエントリー一眼レフカメラKissシリーズ「Cannon EOS Kiss X6i」。
OVFなら表示遅延がないから、自分の見たままを切り取れる。だからカメラといえばOVF(光学ファインダー)でしょ、とちょっと前まで思っていました。
でも結局、写真は自分が見たものではなく、カメラが見たものを切り取るもの。だからカメラが見てるものを人間が見て調整したほうが効率的。
OVFだと撮影結果を見ないと露出補正やホワイトバランスの反映結果がわからず、設定を変えながら何度も撮影するか、RAW現像で調整することになり手間です。
せっかくOVF(ショボいけど)を備えた「Cannon EOS Kiss X6i」なのに、動体以外は背面ディスプレイを見て撮る有様でした。
やっぱり露出補正・ホワイトバランス・ピクチャスタイルの結果がリアルタイムに分かるのは便利。
EVFの表示遅延というデメリットを気にするようなシビアな撮影なんかしませんし、そもそも人間の動体視力やシャッターを押すラグ、シャッターラグなどを考えると、表示遅延を気にしすぎる必要はないとも思います。
こうしてEVFへの憧れが強くなり、OVFのデメリットばかりが気になります。重い・デカイ・背面ディスプレイ撮影時のAF激遅(X6iは)・・・。
さらに外出先はコンパクトで撮って出しの絵が好みな「RICOH GR」オンリー。
一眼レフ「Cannon EOS Kiss X6i」はイベントしか持ち出さないようになってしまいました。
ということで「Cannon EOS Kiss X6i」を手放し、新しいカメラを購入を決意しました。
↑↓ 左:「FUJIFILM X-T20」+「キットレンズXF18-55mm」、右:「Canon x6i」+「キットレンズEF-S 18-135mm」
さすがにX-T20の方がかなりコンパクト。ミラーレスはやっぱり小さい。
X-T20を購入した理由
新しいカメラを選ぶ条件は次の通り
- EVF内蔵ミラーレス
- 撮って出し(JPEG)がキレイ
- 小さくて軽い
- カッコいい
Canonを選べばレンズ資産を生かせるのですが、どうしてもCanonのミラーレスには食指が動きません。
上記条件に一番近いのは富士フィルムのカメラ。
富士フィルムの中でも「X-T2」「X-T20」「X-E3」の3つで迷いに迷いましたが、次のポイントから「X-T20」に決めました。
- 「X-T2」はカッコよく基本性能が高い、でも重くて高価でから早々に選択肢から除外
- 「X-E3」の左側ファインダーも慣れれば問題なさそう、むしろ左側の方が使いやすいかも
- タッチパッドAFがあればAF選択ジョイスティックはなくてもOK(あるに越したことはないけど)
- 「X-T20」にある内蔵フラッシュはできるだけ欲しい(日中シンクロしたい)
- 「X-E3」の方がコンパクト、でも高価
量販店で実際に触り比べた感想です。
これらを踏まえて、一番バランスがよい「X-T20」を迎え入れることにしました。
FUJIFILM X-T20購入!使ってみた感想・レビュー
◎見た目がカッコいい
いざ自分のモノになると、量販店で見たときよりも、さらにカッコよく見えるから不思議。
カメラは目立たない方がいいと思っているので、カラーは迷わずブラックにしました。(悪いことに使うわけじゃないよ!)
しかし、撮影していると、ただでさえボディが熱くなりやすいのに、夏場に外で使っていると太陽光でさらに熱くなるので、少しでも熱くなりにくそうなシルバーでもよかったかも。
ボディが薄くフィルムカメラのような感じ。ダイヤルがいっぱいあってメカメカしい感じ。持つとずっしりきて小さいボディにみっしり詰まっていてる凝縮感。
どれもたまりません。
↑↓左:「FUJIFILM X-T20」、右:「PENTAX MX(マニュアルフィルムカメラ)」
本物のフィルムカメラと並べてみると、やっぱり「FUJIFILM X-T20」はフィルムカメラっぽいですね。
絞り・シャッタースピード・フォーカスモード・ドライブモード、それぞれが独立したダイヤルになっており素早い操作が可能。
電源off状態でも現在のカメラの設定がわかって便利です。
また電源off状態でも事前に設定を変えておけば、電源in直後にその設定で撮影を開始できます。
(↑はM42アダプターを付けています)
バッテリー持ちが悪いミラーレスなので節電を心がけないといけません。電源offでも設定が分かったり変えたりできるのは良いです。
軍艦部はまさに機能美。
高級カメラ(?)に多い丸型ファインターもカッコいい。
天面と底面はマグネシウム合金で質感がよく、触っていじって気持ちがいいカメラです。
○独立したダイヤルやボタンがたくさん
ダイヤルやボタンなどがたくさんあって便利です。
自分で好きな機能を割り振れるファンクションボタンも豊富。
ファンクション(Fn)ボタンは、次の通りです。
なお現在の私の設定を【】に参考に書きました。
- Fn1(シャッター右横のボタン):【ISO設定】
- Fn2(上ボタン):【AFモード】
- Fn3(左ボタン):【フィルムシミュレーション】
- Fn4(右ボタン):【RAW】
- Fn5(下ボタン):【ヒストグラム】
- AE-L:【AEロックのみ】
- AF-L:【AFオン】
- リアコマンド中央押し:【フォーカスチェック=拡大表示】
【RAW】は押すごとに記録方式が「RAW+JPEG」↔「JPEG」に切り替わります。
時間がなく撮影時に設定が決まらなかったり、大事な時、とてもいい場面に出会ったとき、あとでRAW現像でじっくり絵を作りたいと思ったらこのファンクションで「RAW+JPEG」へ切り替えてます。
常時は「JPEG」で撮ってます。
(ファンクションボタンに登録するほどのことでもないような気もしますが)
↓よく使うAF-Lのちょっと押しにくいですが、3日もすれば慣れて気にならなくなりました。
フルタイムマニュアル+親指AFで使っているので、↑『AF-Lボタン』に「AFオン」を割り当て、↓フォーカースモード切替レバーは”M”(マニュアル)にしています。
(フォーカースモード切替レバーの位置はよくある前方右下。操作しやすく快適です)
フォーカス設定の『ワンプッシュAF時の動作』も「AF-C」にしているので、これでAF-Lボタンの「AF ON」でAF動作させ、押している間はAF-Cのように被写体が動いてもピントを合わせ続けられます。
上に書いたとおりフォーカースモード切替レバーが”M”になっているので、レンズのフォーカスリングを回せば、マニュアルでピント微調整ができるというわけです。
またフォーカス設定の『MFアシスト』を「PEAK」にしているので、フォーカースモード切替レバーが”M”の条件でピーキング表示になり、『フォーカスチェック』を「ON」にしているので、フォーカスリングを回すと自動で拡大表示と至れり尽くせりです。
(↓外部端子は上から「マイク」「HDMI」「Micro USB」となっています。)
×ダイヤルの不満
ダイヤルの不満は3つあります。
①×フロントコマンドダイヤルの設定
撮影時のフロントコマンドダイヤルは「絞り」または露出補正ダイヤルがCのときに「露出補正」ができるだけ。
(撮影時以外だとメニュータブの切替や再生画像の前後表示切替に使えます)
「X-T20」だと一般的に「絞り」はレンズにある『絞りリング』を使うし、「露出補正」は『露出補正ダイヤル』を使います。
「絞り」と「露出補正」、どちらも専用のダイヤルがあるので、わざわざフロントコマンドダイヤルを使用する必要がありません。
フロントダイヤルに「ISO設定」などを割り当てられたら嬉しかったです。
(ちなみにマニュアルを見るとX-E3やX100F ではISO設定が可能、X-PRO2やX-T2は不可のようです。)
②×露出補正ダイヤルが硬い
カメラを構えながら、親指の腹でこのダイヤルを回そうとすると固くて大変です。
勢い余って余計に回してしまったりとプチストレス。
使い込むと馴染んでちょうど良い固さに落ち着くという話もあるので期待してます。
「露出補正ダイヤル」は”C”ポジションに固定して、用途がないフロントコマンドダイヤルに露出補正機能を割り当てるようかとも検討中。フロントコマンドダイヤルは回しやすいし。
せっかくの露出補正専用ダイヤルがあるのにそれを使わず、別のダイヤルに割り当てるなんてモッタイナイ気もしますが・・・。
→追記:2週間ほど使い込んだら固さにも慣れ、気にならなくなりました。操作ミスもほぼ無くなりました。
③△シャッタースピードダイヤルが一周しない
シャッタースピードダイヤルがくるっと1周しないので、例えば「A」から「1」にしたいときにグリグリとたくさん回さないといけません。
「X-T2」のように1周できれば良いのに。
ただし、1周できないダイヤルにもメリットがあります。
それは一番使用することになるであろう「A」への切替が簡単なことです。
ダイヤルを回し切れば「A」になるので、手元を見ずに素早く切り替えられます。
それでも、個人的には1周できた方が嬉しかったです。
○ミラーレスらしく軽快
本体の重さはバッテリ込みで約380g。
今後、メインレンズにしようと思っている「XF35mmF2 R WR」と合わせても約550gと非常に軽い。
ボディも小さいので、これなら”おうち専用カメラ”とならずに済みます。
普段使いのカバンへ気軽に放り込めるよう↓のMouth マルチラップで包んで運用する予定です。四隅にマジックテープが付いていて便利そう。
[追記]マルチラップを購入し、使ってみたら凄く良かったので別記事にしました。よかったらどうぞ↓
ストラップは検討中。
↑↓左:「FUJIFILM X-T20」、右:「RICOH GR」
「FUJIFILM X-T20」購入記念に、愛してやまない「RICOH GR」と2ショット。
(X-T20はXF 35mm F2.0(換算55mm)を付けて標準画角でなんでも担当、GRは換算28mmの広角でスナップ担当として運用する予定です。)
◎EVFはやっぱり便利
露出補正やホワイトバランス、フィルムシミュレーションの反映結果がリアルタイムに表示されるので、EVFはやっぱり便利です。(「X-T20」に限った話ではないですが)
ファインダーに表示したい情報を細かく取捨選択できるのもよいです。
お気に入りは、露出を決めるときに頼りになるヒストグラムを小さく表示できること。
(↑右下に写っているのがヒストグラム)
シャッター半押し(AEロック)すると消え、ほどよく小さく表示されるので邪魔にならなくて素敵です。
さらに私の場合、ファンクションボタンに「ヒストグラム」を登録してあり、この機能を使うと大きなRGBと輝度ヒストグラムを表示し、同時に白飛び警告をしてくれるので多用しています↓。
他にも、ワンショットAFやMF時にリアコマンドダイヤルを押すと拡大表示してピントチェックできる機能や
上述しましたが、MF時にピントが合っている場所を強調表示するフォーカスピーキング機能を重宝しています。
このEVFはピントの山が掴みやいです。
オールドレンズ「SMC Takumar 50mm F1.4」を絞り開放で使ってみましたが、ピーキングや拡大表示を使わなくてもピントが合わせられるくらい。
(Kiss X6iのときはOVFにマグニファイヤーを装着しても、このレンズでのピントを合わせは難儀しました)
EVF表示遅延も少ないので、一昔前のようにパラパラ漫画にならず、自然な感じに使えます。
AF動作時など、カメラの処理が高負荷になったとき、像が一瞬乱れることがありますが、気にするほどではありません。
×ファインダー接眼窓が浅い
メガネをしている人には関係ないと思いますが、「X-T20」のファインダー接眼窓が浅すぎる(=アイピースが薄すぎる)。
私のまつ毛が長いということもありますが、ファインダーを覗いた時、接眼窓にまつ毛が当たって汚れてしまいます。
接眼窓が汚れると、ファインダーがぼやけたり曇りやすくなり非常に不便。
アイピースやアイカップを取り付けようと思っても「X-T20」は取付不可。
(「X-T2」なら取付可能)
結構な頻度で汚れるので、チマチマ何度も拭かないといけません・・・。
拭き傷がつかないように、レンズを拭くときと同じ要領でブロアーでゴミを飛ばしたりしなきゃいけないし、拭き取りペーパーとかも準備しないといけない。
それかファインダー用のレンズペンを買おうか。
どちらにしても面倒くさく、ファインダーを覗くのが億劫に・・・。
(面倒くさすぎだから、そのうち服の裾とかで拭くようになると思う(笑 )
個人的に「X-T20」のダメなところナンバーワンです。
マスカラを使う女性も注意です。
◎撮って出しJPEGは評判通り
きれいです。以下の写真は全部撮って出しそのまま。
もう撮って出しで十分な場合が多いので、RAWで撮ることが激減しました。
調整したとしても、JPEGのホワイトバランスやハイライト、シャドウを微調整するぐらいで済んでいます。
一眼レフだとRAWでとりあえず撮って、後で調整すればいいやと材料を集める感覚で撮っていることが多々ありました。
X-T20を使うようになってから、JPEG記録メインで、その場に合わせた自分がベストだと思う設定に素早く切り替え、シャッターを押しています。
フィルムカメラを撮っているような感覚で撮影を楽しめます。
優秀な画像処理(フィルムシミュレーション)のおかげです。
色が濃いのが好きなのでフィルムシミュレーションはVelvia、設定はCOLOR+1、ハイライトトーン−1でよく使います。
その他、細かい点を箇条書き
- ○握りにくいという話をよく聞くが、個人的には慣れれば全く問題ない。もちろんゴツいグリップに比べたら握りにくいのは確かだけど、オプションのグリップを付けるほどではない。
- ×SDカードが抜きにくい。バッテリーとSDカードスロットが同室にあり、SDカードのお尻とバッテリーの面(高さ)が一緒なのでプッシュしにくい。またSDカードスロットと蓋の根本が近すぎて抜き取りにくい。
- △タッチパッドAFは操作感が指の動きに対しフォーカースエリアが「ぐにゅー」ともっさり動く感じで操作には慣れが必要。慣れればまあまあ快適。左目でファインダーを覗く人は、操作する右親指と顔が干渉して使いにくいかも。
- ◎AF性能は今まで古いカメラを使っていたこともあり文句なし。
- ○バッテリー持ちは悪い(公称:約350枚)。しかし、USB充電が可能なためモバイルバッテリーから充電できて便利。
旅先でもスマホ充電器を流用でき、カメラ専用充電器を持ちあるく必要がなく荷物を減らせ嬉しい。(↓互換バッテリーが意外と安いので購入予定) - ○wifiでスマホと接続し、画像転送・画像閲覧・スマホの位置情報をカメラへ送信・スマホからカメラを操作ができる。特にスマホからカメラの設定を調整し、構図を確認しながら撮影できるのが便利でリモートレリーズ要らず。(ただし他のメーカーと比べるとスマホアプリの完成度が低いとのこと。)
- △三脚穴が光軸上にない。個人的には全く問題なし。
- △アイセンサーによるEVFと背面ディスプレイの切替が若干遅い。EVFを覗いた瞬間は真っ暗で「あれっレンズキャップ付けたままか?」と思った直後にEVFが表示される感じ。消費電力設定をハイパフォーマンスにしていてもちょっと遅い。あと0.3秒早くしてほしい。
- ◎オートモードレバーはマジ便利。瞬速でオートに切替えて妻や他の人にカメラを渡せる。
- ○内蔵フラッシュが付いているのは、やっぱり便利。
↓ドライプダイヤルの左についているレバーを手前に引くと、すごい勢いでパカっとフラッシュが登場します。 - ×オールドレンズ(マウントアダプター)用の歪曲収差・色シェーディング補正・周辺光量補正は純正Mマウントアダプターを使わないと設定できない。
- ○富士フィルムの他の機種と比べても、このX-T20のメカニカルシャッター音は好み
X-T20レビューまとめ
イジるのも楽しいしので、撮影が楽しくなります。
フィルムシミュレーションが素晴らしく、撮って出てくる絵も好みです。
一番気になっているファインダーが汚れやすいデメリットがあるものの、総じて使いやすく買ってよかったと思いました。
早く富士の単焦点レンズを増やさなければ!
【おまけ】クイズ!撮って出しFUJIFILMとCanonどっちがどっち?!
せっかく、手元にFUJIFILMとCanonのカメラがあるので、撮って出しを比べてみました。
Canonはちょっと古い「Kiss X6i」です。搭載画像エンジンDIGIC 5。
撮影条件
- FUJIFILM X-T20+キットレンズXF18-55mm
- FUJIFILMのフィルムシミュレーションはスタンダードな「PROVIA」
- Canon x6i+キットレンズEF-S 18-135mm
- Canonのピクチャースタイルは「スタンダード」
- マニュアルでISO、絞り、SS、焦点距離をできるだけ同じにして撮影
- WBはオート
条件やレンズ性能、カメラの古さ的にCanonの方が不利です。
あくまで色味の違いの確認です。
どっちがどっち?問題1
↓「A」
↓「B」
これは簡単ですね!
答えは
「A」が「Cannon EOS Kiss X6i」
「B」が「FUJIFILM X-T20」
でした。色がしっかりと乗っているのが「FUJIFILM X-T20」ですね。
建物の壁の「赤」だけはCanonの方が発色がいいようにも見えます。
空の青さ、緑の濃さ、個人的にはやっぱりFUJIFILMが好みです。
どっちがどっち?問題2
↓「A」
↓「B」
画角をミスってしまったため、「A」はガッツリとトリミングし「B」に合わせています。
あと、ほぼ同じ条件でISO・絞り・SSで撮ったのに 「B」の方がアンダー気味だったので、Lightroomで露出を上げ、見た目で「A」に合わせています。
答えは・・
「A」が「Cannon EOS Kiss X6i」
「B」が「FUJIFILM X-T20」
こぐまちゃんシャツの発色の良さは「Cannon EOS Kiss X6i」。
顔(ほっぺた〜耳〜頭)の自然さは「FUJIFILM X-T20」かなと思います。
どっちがどっち?問題3
↓「A」
↓「B」
これは難しいです。
撮影後の調整は一切していません。
しかし、撮影時にISOを全く一緒にすることができませんでした。
「A」がISO200、「B」がISO320です。
その他、絞りやSSは一緒です。ISOが若干高い「B」の方が明るくなりそうなのに、 「A」の方が明るく撮れてます。不思議。
答えは・・・
「A」が「Cannon EOS Kiss X6i」
「B」が「FUJIFILM X-T20」
問題2と同じで、「FUJIFILM X-T20」の方がアンダー気味に写ります。
全体的に「FUJIFILM X-T20」はアンダー気味になるので、ハイキー気味が好きな私は常に露出補正ダイヤルは常に+2/3以上になっています。
緑の色の傾向は問題1と同じかなと思います。
どっちがどっち?問題4
↓「A」
↓「B」
これも難しい。撮った本人ですが、どっちがどっちか分かりません。
強いて言えば、
緑と青は「A」の方がこってり、「B」の方があっさり。
逆に赤は「A」の方があっさり、「B」の方がこってり。
黄色は「B」の方が発色がいいような、でも質感は「A」の方が良いような。
答えは・・・・
「A」が「FUJIFILM X-T20」
「B」が「Cannon EOS Kiss X6i」
でした。
この写真も全く同じ露出で撮っているのに「A」の「FUJIFILM X-T20」の方がアンダーに写ってしまったので、Lightroomで「A」の写真の露出を上げています。(露出を+0.6ほど)
どっちがどっち?問題5
↓「A」
↓「B」
簡単ですね。今までの傾向通りです。
答えは・・・・・
「A」が「Cannon EOS Kiss X6i」
「B」が「FUJIFILM X-T20」
でした。
以上、CanonとFUJIFILMの撮って出しの違いでした。
Canonのピクチャースタイル「スタンダード」は前からあっさりし過ぎだと思っていたので、Canonのピクチャースタイルは「オート」にして比較すればよかったかも!
全体的に「FUJIFILM X-T20」の撮って出しの方が好みでした。やっぱり買ってよかった!
終わり。