キャンプを始めた我が家。始めるにあたり、いろいろなキャンプグッズを買い揃えました。
予算も収納スペースも限られる状況でのキャンプグッズ集め。失敗は許されません。
慎重にネットのレビューなどを調べ、コスパ重視で選びました。
今回は、購入したキャンプグッズの中で、満足度が高かったものを紹介します。
まずは、焚き火関係です。
【焚き火台】ユニフレームのファイアグリル
地面で直接焚き火をする”直火”を禁止するキャンプ場が多いです。
そのため、キャンプで焚き火を楽しむためには、焚き火台やバーベキューグリルなどを使用して、火を地面から離さなければなりません。
我が家が選んだ焚き火台は、このユニフレームのファイアグリル。
ユニフレームのファイアグリル(ノーマルサイズ)は、縦43×横43×高さ33cmとなります。
スノーピーク 焚火台Lが縦45×横45×高さ30cmで、ほぼ一緒の大きさ。
スノーピークの焚火台の方が、薪の受け皿が深いので、薪をたくさん入れられそうですが、重いのが難点。焚火台Lサイズで、5.3kg。
反面、ユニフレームのファイアグリルは、通常サイズで重量2.7kg。受け皿は、浅いものの、とっても軽い。
ファミリーキャンプにおいて、受け皿が程よく大きく、重すぎない、丁度良い焚き火台が、ユニフレームのファイアグリルだと思い購入に至りました。
激安な焚き火台もありますが、高温による熱ストレスで壊れたというレビューをよく見ます。
焚き火台は、信頼のブランドを選んだ方が良いです。
ユニフレームなら品質に定評がありつつ、他の有名メーカーと比べて値段が安く、コスパ最強だと思います。
(私が独身時代にソロキャンプ用で購入したユニフレームのネイチャーストーブ、10年経っても未だに現役!)
ユニフレームのファイアグリルは、受け皿・網・ロストル・脚の4つに分解して収納します。
組み立て時は、まず脚を開き
受け皿の中にロストルを入れ、受け皿は網を開いた脚に載せればセッティング完了。とっても簡単。
ロストルとは、丸い穴が何個も開いている金属プレートです。こいつを下に敷いておくと、風の通りが良くなり、効率良く燃やすことができます。
ロストルは、薄いステンレス鋼なので、数回使えば熱で波打ちますが、機能的には問題ないので気にしなくてOK。
ファイアグリルの欠点は、いい物で定番ゆえ、使っているキャンパーも多く、被ってしまうことぐらいですね。
ちなみに、我が家では、ファイアグリルのノーマルサイズを愛用中。
ノーマルサイズとLサイズで迷いましたが、とりあえずノーマルサイズを一つ使ってみて、必要なら同じサイズをもう一つ買うことにしました。
2つ同じサイズあった方が、焚き火(観賞用)と料理用に分けて使えますし、同じサイズなら重ねて収納でき、邪魔になりません。
その他にも、いろいろなオプションパーツも販売されています。
FGポットハンガーとヘビーロストルが欲しい。
参考にまでに、ファイアグリルと迷ったけど、サイズや予算の都合で却下された焚き火台を以下にまとめます。(チャンスがあれば今でも欲しい・・・)
MONORAL(モノラル) のWireFlame(ワイヤーフレーム)
軽量コンパクトでオシャレ。値段が高い・・・。
SOTOの焚火台エアスタ。ベースとウイングが別売りになっているので、状況によって付け替えが可能。ベース部分のギミックがカッコいい!?。
値段が高い・・・。
【焚火テーブル】尾上製作所(ONOE)のマルチファイアテーブル
焚火テーブルは、細長いテーブルが4つセットになったタイプの尾上製作所(ONOE) マルチファイアテーブル。
4つの細長いテーブルで焚火台をロの字に囲ったり、平行に並べて長方形の大きなテーブルにしたり、4つを個別のテーブルとして使用できたりと、状況に応じアレンジして使用できるのが魅力です。
↑本体には、突起と連結用の穴があるので、各テーブルがズレないように連結できます。
また、各テーブルの脚は、何かのきっかけで閉じてしまわないように、ロック機構も備えています。↓
↓スペックです。
焚き火が始まるまでは、チェアの両サイドに1つずつ並べて、サイドテーブルとして使用し、
夜に焚き火やバーベキューを始める時は、コの字型に焚火台を囲んで使用するのが我が家の使い方。
朝は、テーブルを4つ横並びにして、朝食で活躍してします。
熱々のダッチオーブンやフライパンを直接置いても、変形・塗装の変色は全くなし!
天板の肉抜きは、小さな穴がたくさん空いているタイプになります。
他のメーカーと比べて、穴が小さく細かいので、小さなアイテムがテーブル天板をスリ抜け落ちるということはありません。
その反面、肉抜き面積が少ないため重いです(約9kg)。
長細いテーブルのため、これ以上軽くすると倒れやすくなってしまうので、これぐらいドッシリしていた方が安全&安心です。
肉抜きの丸穴に竹串を刺して固定できるので、遠火で温めたいホットマシュマロなんかに最適です。
↑は、焚き火台をぐるっと囲む”ロ”の字スタイル!
尾上製作所(ONOE)のマルチファイアテーブルのポイントは、ズバリ安いこと!
普通、安いグッズだと”安かろう悪かろう”で、レビューも相応の悪い評価があるのですが、このマルチファイアテーブルは、安いにも関わらず悪い評価があまりなかった。
実際、使ってみても、不満はほとんどありません。
立派な収納袋も付属してくるので、ありがたい。
テーブルの高さが低いので、ハイスタイルのキャンプにはオススメできませんが、ロースタイルが好きだったら超オススメです。
【火バサミ】テンマクデザインのキングトング
グッドデザイン賞を受賞している火バサミ。テンマクデザインのキングトングを購入しました。
選んだ理由は、見た目が面白いから。
究極のデザイン [KING Tongs]
GOOD DESIGN 2015 受賞しました!
今までに無いデザインのトングを新発売!
シーカヤック界のレジェンド 沖縄カヤックセンター仲村氏が自作し長年使用していたトングを元にデザイン!
20年以上焚火だけでツアー中の食事を作るプロがたどり着いたトングの究極の形です!
tent-mark Design
とのこと。
実際に使ってみましたが、いろいろな工夫が盛り込まれていて便利です。
ダッチオーブンの重たい蓋も、こんな感じ↓でトング先端の突起に引っかかるので、簡単に持ち上げられます。
細い枝も太い炭も、ちゃんと掴むことができるので、火バサミとしての機能もバッチリ。
バネの部分は、普通のトングと違い、M字形になっており、バネが弱くなりにくく耐久性に優れるそうです。
トングを開閉するときのバネの感触が楽しいです。普通のものより柔らかいけど、ちゃんと芯がある感じの手応えで、今までにない感触。
変な先端と変なバネで、見た目が面白いトングです。
見た目だけじゃなく、ちゃんと使いやすくなっているのが素晴らしい。
ちょっと変わったものが好きな人にオススメです。
ちなみに、オーソドックスな火バサミが欲しい人は、スノーピークの火ばさみがオススメ。
持ち手が竹で出来ているので、カッコイイし、熱くなりにくく、手触が良いのでオススメです。
【火消し&火おこし】キャプテンスタッグの大型火消し壺 火おこし器セット
当初、火消しツボを色々と探していたのですが、水での消火を前提とした火消しツボがほとんど。
水を使わずにツボで密閉して消火するタイプが欲しかったのですが、そういうタイプだと熱で蓋が歪んですぐ使用不可になったとのレビュー多数。
密会消火タイプで、唯一(たぶん)レビューが良かった火消しツボが、キャプテンスタッグの大型火消し壺 火おこし器セット。
さすがの鹿番長(キャプテンスタッグ)で、価格もかなり安い!
嬉しいことに、火おこしもセットになっています。
火おこし器は、必要性を感じたら、ユニフレームのチャコスタⅡを買おうかと思っていたのでラッキー。
火消しツボを使う時は、火消しツボの中に火起こし器をセットした状態で使うことになるので、見かけによらず、炭は意外と入りません。
火消しツボ本体はかなり高熱になるので、その熱が地面に伝わらないよう、スタンドも付属しています。
このスタンドは、収納時に、火消しツボの上に乗っているだけで外れやすいフタを固定する役目もあります。
火起こし器を使う時は、火起こし器単体をファイアグリルなどの上に置いて、使えばOK。
メチャクチャよく燃えます!!火の回りが早い!
グリルなどが使えない場合は、火消しツボのフタとスタンドを、火起こし器の下にセットして使うこともできます。
今までは、炭は燃え尽きるまで待っていたり、炭を水につけて消火していました。
この火消しツボを買ってからは、燃えたままの炭をそのままツボに入れて消火できるので楽チン。
消火が完了すれば、炭が入った状態で持ち帰り、そのまま家の倉庫に保管。次回キャンプ時は、またそのまま持って行き、中に入っている炭を再利用できるのです。
この一切無駄なく運用できるのが気に入っています。
まだ2回した使っていませんが、熱で歪みフタが閉まらなくなるといったことはありません。頑丈です。
もともと、フタ周りが緩めに作れれており、また火消しツボは、中に火起こし器を入れて使うので、火消しツボ本体へダイレクトに熱が伝わらないお陰かもしれません。(と言っても本体もかなり高温になります)
安い割には、よくできていると思います。
以上、ファミリーキャンプ初心者が購入して良かった焚き火グッズまとめということで、4つの焚き火関係グッズを紹介しました。
現在、キャンプにハマっているためしばらくキャンプネタが続くと思います。
それでは。終わり。