いよいよ寒くなってきました。
暑いときは、邪魔で邪魔でしょうがなかったPanasonic(パナソニック)のスチームフットスパを押入れから出してきました。
3年前に買った物です。
ブログを書くにあたり、調べてみたところ、未だに現行商品。直ぐにモデルチェンジされてしまう昨今、なんか嬉しいです。
今回は、そんな寒くなった時に大活躍のPanasonicのスチームフットスパ(EH2862P)なるものを紹介・レビューします。
Panasonicのスチームフットスパ(EH2862P)とは?
定評のある Panasonic Beautyシリーズにラインナップされている足浴器(足湯器)になります。
普通の足浴器は、水を入れてヒーターで温めて適温にしてくれる加温式のフットバスが一般的です。
こういうのは、凄く安いものがあったり、種類が豊富で良いのですが、沢山の水やお湯(3~6Lぐらいが一般的)を準備しなくてはなりません。
大体、水場って寒いので足湯をするとすれば、暖かい部屋でやりたいものです。でも、遠い水場からえっちらおっちら3~6kgもの重い水を部屋までこぼさないように持ってきたり、終わったら捨てに行かねばならず面倒くさい・・・
そこで、Panasonic スチームフットスパ(EH2862P)。
その名の通り、スチームで足を温める足浴器となります。スチームのため、準備が必要な水量はコップ一杯でOK。
片づけも、足浴時に足に巻いて使ったバスタオルで、本体内部をサラッと拭いて、ドレンから出るほんの少しの水を捨てればOK。
準備と片づけがかなり楽なのが、このスチームフットスパの特徴です。
Panasonic スチームフットスパ 遠赤外線ヒーター付 白 EH2862P-W
スチームフットスパの使用方法
↓本体からタンクを取外し、タンクに水を入れます。
↓このタンク凄く小さく、上にも書いた通り、僅かコップ一杯(100ml)の水で、タンクは満タン。
説明書によるとタンクに入れるのは、水道水でもいいけど、精製水を推奨とのこと。
我が家では、普通に水道水で使用してます。
↓本体に水の入ったタンクを取り付けて、フタを取って代わりにバスタオルを被せ、
↓リモコンの「準備ボタン」をポチッと
本体が動き始め、グォーと音が鳴り始めます。
約2分ぐらいで準備が完了したことを知らせる「ピー」という音がなるので、それまでに足湯中に楽しむための本、スマホ、PC、テレビなどの準備をします。
準備が完了したら、足裏板が内部にセットされているか確認して、スチームフットスパに足を突っ込みます。
↑吸気口より空気が吸われて、スチーム噴出口よりスチームとなって出てきます。
足裏板が無いと、踵に直接スチームが当たってしまいヤケドする恐れがあるため注意!
↓足裏板をしっかりセットすると、スチーム噴出口は隠れます。この状態で使用します。
足をスチームフットスパへ突っ込んだら、↓の絵のようにバスタオルをしっかり膝に巻きます。
↓しっかり巻かないと、蒸気が逃げてしまい水が無くなるのが早くなるので、1回の給水で足浴できる時間が短くなってしまいます。
スチーム温度は5段階で調整できますが、最初から「あつめ」にすると、かなりあつく感じるので注意。
初めは、標準モードの「ぬるめ」からスタートして、慣れてくるに従い「あつめ」にしていくと良いです。
↑のリモコン写真から分かるように、スチーム浴と遠赤外線スチーム浴が選べます。
これは、遠赤外線ヒーターを使うか使わないかを選ぶだけです。
そして、スチーム浴・遠赤外線スチーム浴それぞれに「標準」モードと「しっかり」モードがあります。
標準モードは、スチーム噴出の間隔が長めなので、足浴器内部の温度が熱くなったり冷めてきたりと揺らぎます。
一定の温度でずっと入っていると、足が慣れてしまい暖かさを感じにくくなってしまうので、あえて温度(スチーム)の揺らぎを作ることで、足に暖かさを伝えることができるとのこと。(説明書より)
これにより、ゆったりと長時間、足を暖められます。
しっかりモードは、スチーム噴出間隔が短く、足浴器内部の温度はほぼ一定になります。
文字通り、しっかりと暖められますが、1回の給水で足浴できる時間が標準モードよりも短くなります。
廉価版モデルの方は、遠赤外線ヒーターが付いていないので、遠赤外線スチーム浴モードはありません。
Panasonic スチームフットスパ 青 EH2861P-A
↑が遠赤外線ヒーターのないモデル(EH2861P)。
値段差も2・3千円程度なので、当記事で紹介している遠赤外線ヒーターが付いて遠赤外線スチーム浴ができるモデル(EH2862P)を強くオススメします。
↓遠赤外線ヒーターは、ふくらはぎの部分についています。グレーの部分です。
メーカーによると「遠赤外線とスチームのW温熱パワーで全身ポカポカ」とのことです。
スチーム浴は、モードやあつさの設定により変わりますが、15分~30分くらいです。
タンクの水が終われば、「ピー」という音がなり自動的に停止します。
片づけは、足に巻いてあったバスタオルで足を拭き、ついでにスチームフットスパ内部もささっと拭いて、足裏盤も取り出してタオルでポンポンして水気を切ります。
↓最後に、排水ボタンを数秒押して本体ボイラー内に残った水を排水します。
↓排水された水は、下部のトレーに溜まりますので、トレーを引き出して水を捨てれば、片づけ終了。
湿気が籠るのが嫌なのと、冷却のためにフタとカバーはしばらく開けっ放しにしてます。
ちなみにカバーは二段階で開きます。
↓半開でこのぐらい
↓さらに倒すと、全開までパタッと開きます。
ついてにリモコンについて。リモコンは有線タイプになっているので、使う時は手元に。
保管時は、本体に引っ掛けておけます。↓
実際の使用感は!?
メリット
我が家では、一番最初に出して一番最後に仕舞われる冬物グッズが、スチームフットスパです。
11月~4月半ばまで活躍してくれます。
全身ポカポカ!朝と夜にやるのがオススメ!
遠赤外線ヒーター付きモデルなので、遠赤外線ヒーターは必ずONにして使っています。足浴の終盤はメーカーの言う通り全身ポカポカです。
寒い朝、起きたらまずダウンを着て、スチームフットスパに足を突っ込みます。
10~20分経ちタンクの水が2/3終わったころには、ダウンを着ていると汗ばむぐらいポカポカです。
朝の足浴中は、スマホやテレビ、新聞でニュースを見たり、手帳(測量野帳)に今日やることをまとめたりして、時間を有効活用。
血行も良くなるため、目もしっかり覚め、体はポカポカ、どんなに寒い朝でも、気持ちよくスタートが切れます。
逆に夜は、寝る前に体が冷え切ってしまったと感じたときに使っています。
ポカポカ感は、他のタイプの足浴器よりもずっと長く続きます。
なので、足浴が終わって片づけをして、次の日の準備も軽くして布団に入ったとしても、まだポカポカ感が続いています。
これで気持ちよく寝入ることが出来ます。
夜の足浴中は、寝る前なのでスマホやテレビ、PCなどは見ずに、以前の記事で紹介したホットアイマスクと組み合わせれば、最高の癒しタイムになります。
市販のホットアイマスクに小豆を入れてパワーアップ | 芋づるハピネス
ただのお湯でも足湯をやっていた時期もありましたが、全身の暖まり方と暖かさが持続性を考えると、スチームフットスパにはかないません。
きっと、膝下まで覆って暖めてくれるのと、遠赤外線ヒーターのよるものだと思います。
踵ケアにもオススメ
乾燥する時期になるとガチガチヒビヒビになる妻の踵。過去に2度にも渡り、妻のかかと対策の記事を書かせてもらいました。
(気になる方は、「妻の美容」カテゴリーよりどうぞ。)
最近は、スチームフットスパをやった後に、柔らかくなった踵を削ってクリームを塗ることで、以前程ヒドイあり様にはならなくなったようです。
出産のとき大活躍
うちは、妊娠終盤まで逆子でした。
お母さんの体が冷えていると逆子になりやすいとの事で、スチームフットスパも積極的に利用して温活に専念し、なんとか逆子がなおりました。
全てスチームフットスパのお陰とは言い切れませんが、初産でも超安産だったこともあり、効果はあったように思います。
普通の足浴器なら、大きなお腹での準備・片づけが大変なので、頻繁には足浴できませんが、スチームフットスパなら手軽にでき、頻繁に足浴することで体を温められたということは間違いありません。
また、真冬の出産だったので、産後1ヶ月シャワーしか入れなかった妻は、体を温める他にも、癒しの意味でもスチームフットスパに凄く助けられました。買って良かった!
デメリット
本体の大きさ
とにかく本体が大きいです。膝下までカバーしてくれるので当たり前と言えば当たり前ですが。
人間とは勝手なもので、夏に押入れに鎮座するデカいスチームフットスパを見ると、暑苦しく鬱陶しく邪魔で邪魔でしょうがないです。
夏場は、3回ぐらいヤフオクで売り払ってしまうかと思いました^^;でも、この時期になると思い留まって本当に良かったと思います。
ということで、我が家はギリギリ収納できていますが、収納スペースにお困りの方にはオススメできません。
使用中の騒音
騒音といっても、振動等があるわけではないので、アパートの上下左右の部屋に迷惑をかけるということは、まずなさそうですが、それなりの音(ウィーンという音)がします。
この音は、主にスチームを循環させるためのファンの音のようです。
標準モードからしっかりモードにすると、音が甲高く大きくなります。
ふすま一枚隔てて寝ている子ども(夜泣きしまくりで音などの刺激に超敏感)が、起きないかとドキドキします。
良く使うのは、しっかりモードであつさ5段階のうち4で(普通よりあつめで)使用してます今のところ、起きてきたことは無いので大丈夫だと思いますが。
掃除が若干メンドくさい
いつもの使用後の片付けは、内部の水気を取るように、タオルでさっと拭くだけにしています。
使用後は、どんなに気持ちよくて直ぐに布団に入って眠りたくても、必ず水気は拭きとらないといけません。カビや変な臭いが発生してしまいます。
臭いが出てきた時には、消臭スプレーを布に吹き付けて拭き、よく乾燥させれば気にならなくなりますので、それほど神経質にならくても大丈夫ですけどね。
ちなみに消臭スプレーは、「お豆の力」を愛用中!これも万能でおススメですよ。
他には、本体内部は白色なのでホコリや汚れが目立ちやすいため、2週間に1回ぐらい丁寧に掃除をしています。
このとき、足裏板や吸気口、遠赤外線ヒーターパネルのガードがそれぞれデコボコで、とても掃除がしにくい。
もっと簡単に掃除できたらといいのにと思います。
(今回、ブログで写真を撮るため、頑張って掃除しました^^;)
Panasonic スチームフットスパ まとめ
デメリットの掃除については、水を使う足浴器ならほぼ共通か、スチームフットスパの方が簡単かなと思います。
準備・片づけは断然、スチームフットスパの方が楽です。
温まり方も、お湯を張る足浴器よりもスチームフットスパの方が、全身ポカポカになります。
膝下までカバーして温めてくれるスチームフットスパですが、その反面、ボディの大きさにより冬以外の収納スペースに困ります。
ということで、収納スペースに余裕がある人には、超オススメの一品です!
もし購入しようと思っている人は、遠赤外線ヒーター付きがオススメです。
Panasonic スチームフットスパ 遠赤外線ヒーター付 白 EH2862P-W
また、安いと思って買ったら、遠赤外線ヒーターが付いていないモデルだったなんてならないようにご注意くださいね。
以上、寒い時期に大活躍のポカポカ温まりグッズ、おすすめのスチームフットスパ(EH2862P)レビューでした。