モレスキン ポートフォリオと測量野帳の活用[GTD+RとBullet Journal風]

前回の記事の続きです。
前回は、トラベラーズノート+メモパッドでGTD+Rを実践中と紹介しました。
トラベラーズノート+メモパッドとペンのセットは、タスクシートの作成とカレンダーへの記入を快適に確実に実施するために特化したツールで、タスクや考えたこと、気になることをキャッチしやすくするために使っています。
トラベラーズノート運用見直し!A7メモパッドを装着する | 芋づるハピネス

 

 

そして今回は、私が↑以外でGTD+Rで活用しているツール、モレスキン ポートフォリオとコクヨ 測量野帳について書いてみたいと思います。

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モレスキン ポートフォリオでタスクシートを保管

タスクシートとは、ロディアようなメモ紙1枚につき1タスク書かれていて、切り離された状態の紙片です。
タスクシート

そのタスクシートを分類して保管するのに、モレスキン(MOLESKINE) ポートフォリオ(portfolio)を使っている人が結構いて、私もその人達のブログを見て真似して買ってみました。
モレスキンポートフォリオ

モレスキン ポートフォリオとは

ちょっと前までメモポケットと言う名前で販売されていたようですが、今はポートフォリオという名前で販売されています。
しっかりと厚くて硬い表紙とゴムバンド。パッと見は、モレスキンのノートっぽっい見た目。
モレスキン しかし、中を開くとノートではなく、紙製の6つのポケットが広がります。
モレスキンポートフォリオのポケット

ジャバラになっていて、ポケットは結構大きく広げることもできます。机上の収納に使ったり、財布代わりに使ったりする人もいるとか。
モレスキンポートフォリオを開く

モレスキンと言えば、高価なノートしか知らなかったけど、ノート以外にもこのポートフォリオのように色々な製品があるんですね。知らなかった。

モレスキンのノートは、高価なので使い切ったらそこで終わりということを考えると、なかなか手が出ませんが、このポートフォリオならば長く使え、モレスキンの魅力を気軽に味わえて良いですよね。

モレスキン ポートフォリオの使い方

このポケットにメモパッドから切り離したタスクが書かれたタスクシートを振り分けて保管します。

ポケットは、6つあるので、私の場合、手前から、
「InBox」
「今週やること(week)」
「今月やること(mounth)」
「いつかやること(someday)」
「連絡待ち(hold)」
「メモ+α」

に分けて保管しています。

「InBox」「今週やること」「今月やること」「いつかやること」「連絡待ち」の活用は、GTD+Rの本家サイトで紹介されている紙製ポケットと全く同じように使っています。

「メモ+α」は、タスク以外のメモを入れています。
例えば、本やネットで見た実践したいこと・覚えたいことを書いたシートや、とある業務でのミス防止のためのチェックリストを入れてます。
これらは、よく見返したり、1枚のメモにたくさんの内容を書いた物があるので、A7メモパッドよりも丈夫で大きな5×3情報カードで書かれたものも何枚か入っています。

このポケットは、かなりゆるく管理しています。ミス防止のチェックリスト以外は、見る頻度・中身の整理は、適当に気分でやっています。また、イベントがあるときも期間限定でこのポケットにタスクシートを入れて使っています。
例えば、イベント:実家帰省とか。実家帰省に伴って事前に準備しておきたいこと、帰省したら向こうでやっておきたいことなどを入れたりしました。

このモレスキン ポートフォリオ、普通に便利で、カッコいい!手に持っても絶妙なサイズ感でオススメ!
モレスキンポートフォリオ持ってみた

今日やるタスクは測量野帳へBullet Journal風に書く!

前日の夜寝る前か当日朝に、上に書いたモレスキン ポートフォリオのポケットと、前回の記事に書いたトラベラーズノートのInboxからタスクシートを取り出し、今日やることを決めます。
そして、今日やると決めたタスクシートは、コクヨの測量野帳(スケッチブック)へ内容を転記しています。
測量野帳

測量野帳とは?

測量野帳、その名の通り測量のために作られたノートです。
そのため屋外での使用を想定されており、ノートの表紙が固く、立ちながらの手持ち書きもしやすいようになっています。そして、丈夫に作られています。
型番は、セ-Y1。コクヨでは、普通のノートの場合、”ノ”の型番が与えられるのに、測量野帳は”セ”。
セ-Y3これは製図用という意味だそう。まさにプロ仕様(?)。

厚さは表紙を含めて6mm、普通のノートと比べて特別に薄いというわけではないです。でも、手に持った感じでは、ものすごく薄く感じます。
測量野帳持ってみた これは固い表紙で剛性感が高いのに、その剛性感に反する思いがけない薄さにより、より薄さを感じるのだと思います。

枚数は40枚(80ページ)です。
もう少し厚くなってもいいから、ページ数を増やしてくれないかなとたまに思ったりもします。
まあ、困ることはないし、80ページぐらいがバランスが良いのかもしれません。

縦160mm×横91mmということで、A6よりも少し縦が長く、横は少し細い感じ。
紙面の面積は、A6より広いと思っていましたが、当記事を書くにあたり調べてみたところ、A6よりもほんの少し狭いです。ちょっと意外でした。(多分3mm方眼罫線により文字を普通よりも小さめに書いてるためだと思われます)

この薄さにより、服のポケットにするりと入れやすいです。

測量野帳の幅は、ちょうとトラベラーズノートと一緒なので、トラベラーズノートのゴムバンドに挟んで一緒に持ち歩くことも可能です。
測量野帳とトラベラーズノートパスポート測量野帳とトラベラーズノートパスポート2

とにかく好きなノートなのです。紙質もよし。

弱点は、頻繁に持ち運ぶと表紙のふちの色が、直ぐ落ちてきてしまいます。
測量野帳2まあ、これはこれでなんか味があるというか、使い込んでる感が出てきて好きですけどね。

[16.2.14追記]測量野帳の新しい記事を書きましたので、こちらもどうぞ!
測量野帳を便利な手帳に!ポケット・ペンホルダー・カレンダー+αを付けた | 芋づるハピネス
[追記ここまで]

測量野帳への記入はBullet Journal(バレッドジャーナル)の方法で

タスクシートの内容を測量野帳へ転記するとき、Bullet Journal(バレッドジャーナル)を参考にして書いています。

Bullet Journalとは、普通のノートを手帳に替えてしまう手法です。
本家サイトは英語ですが、写真による解説がメインなので、英語が分からない私でも内容は分かりました。

私の場合、Bullet Journalにあるスケジュールや至近のタスク、月間タスクの部分は、GTD+Rやトラベラーズノートを使って管理しているので、そのあたりは除外して運用しています。
Bullet Journalによるスケジュール管理の方法を知りたい方は、上記の本家サイトを見てください↓
Bullet Journal: The Analog system for the digital age – The analog system for the digital age
私が真似している書き方は、

  • 最初のページはインデックスページにする。
  • 月初めは見開き2ページに、その月のカレンダーを書く。カレンダーは、月末に月次レビューで野帳を見返して、印象的な出来事の内容をタイトル風に短くまとめて書いています。インデックスページの補足みたいなイメージです。なので、未来のスケジュールよりも過去の出来事を重点においています。
  • 毎朝、その日の日付を記入し、その日にやりたいことをモレスキン ポートフォリオの中のタスクシートを出して書き出す。このときタスクシートにないタスクを思いついたら場合、測量野帳へ直接記入。
  • タスクは頭に「・」のマークを付ける。タスクが完了したら「・」マークを「×」にする
  • 当日にちょっとしたメモを書いた場合は、その頭に「-」を付けて書く
  • 起きたこと、簡単なライフログというかユビキタスキャプチャー、タスクを実行した結果などはその頭に「○」を付けて書く
  • 日中に発生したタスクは、今日やらねばならないタスクのみ野帳へ頭に「・」マークを付けて記入する。
  • 今日やらなくても良いタスクの場合は、トラベラーズノートにセットされたメモパッドへ記入しトラベラーズノートのポケット(inBoX)かモレスキンポートフォリオのへ放り込む。もし、実行する日付が固定されている場合は、トラベラーズノートのリフィルへ記入。
  • 一日の終わりに、完了できなかったタスクをチェックし、そのタスクがタスクシートにある場合は、タスクシートをモレスキンポートフォリオへ戻して、「・」マークを「>」マークへ書き換え。もし、タスクシートにないタスク(当日に野帳に直接書いたタスク)だったら、メモパッドに書き写してタスクシートにする、測量野帳の翌日の領域へ書き写す、カレンダーに書き写すなどして、適正にタスクの内容を移動したら、「・」マークを「>」へ書き換えます。
  • 不要になったタスクは、文字を横棒で消す。

タスクをわざわざノートに転記する理由

当初は、ノートに転記という面倒なことはせず、今日やると決めたタスクシートはクリップでまとめ、服のポケットに入れておき、タスクが完了したシートはその都度捨ていました。

しかし、この方法だとシート1枚につきタスク1つ書かれているため、今日やるタスク全体を確認するにはシートをペラペラめくっていかなければならず、ちょっと不便。
また、タスクが完了したシートは捨ててしまうので、なにも残らなくて、なんか寂しい(笑)。実行済のタスクシートを取っておくにしても保管とか管理とかめんどくさそう・・・。

そんな訳で、今日やると決めたタスクシートの内容を、ノート(測量野帳)へを転記する方法に落ち着きました。
あわせて、タスク実施した時の実績メモ+αや、今日のできごと・思ったことなどを軽く書いておけば、簡単なライフログというかユビキタスキャプチャーにもなって良いかなと思っています。

ちょっと面倒でネックなのですが、改めて今日やりたいことを書き出すことにより、気合が入りるという効果もあるような(今日、完了できないとまた翌日以降に野帳へ書き出さねばならないので^^;)

まとめと現在の悩み・・・

今後の予定ややりたいタスクという未来要素は、前回書いたトラベラーズノート+メモパッドでキャッチし、キャッチしたタスクはメモパッドに書いて切り離し、モレスキン ポートフォリオで保管。
そして、今日やることは毎朝、測量野帳へ書く。また、タスク以外の、その日の出来事や、思ったことも測量野帳へ書いていく。
測量野帳で簡単なライフログというかユビキタスキャプチャーというかもやっています。

ほぼ、これで快適なのですが、唯一の悩みは持ち運び。
「トラベラーズノート(メモパッド付き)・モレスキン ポートフォリオ・測量野帳の3セットを持ち歩くのを基本としていますが、身軽に外出したいときは、かさばるため全部持ち歩くのは無理です。
こういった時、モレスキン ポートフォリオは、その役割上、持ち歩かなくても問題ないのですが、持ち歩くのはトラベラーズノートか測量野帳どちらか1つにしたいところ。
とりあえず今は、トラベラーズノートを優先で持ち出しています。
理由は、測量野帳よりもコンパクトにペンも一緒に持ち歩けるし、もし野帳に書きたいことがあれば、メモパッドにとりあえず書いておいて、後で測量野帳に書き写すこともできるからです。

しかし・・・わざわざトラベラーズノートを使わなくても、スケジュール管理は、測量野帳で純粋なバレットジャーナルをやって、そこにメモパッドという測量野帳+メモパッドの方がベターな気もしています・・・
トラベラーズノートは、コンパクトでポケット豊富、革も好きで気に入っているので、積極的に活用していきたいところなのですが・・・悩ましいところです。

2017年まで、もう少し時間があるので今の内にもっと試行錯誤してみたいと思います。

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