ラブリコで壁を傷つけず!低コストに!壁掛け風テレビラックをDIY

引っ越しをして困ったのがテレビの置き場。

テレビを設置したい場所にアンテナの接続口がない!

アンテナの接続口付近は別のことに使うスペースにしたいからテレビを置きたくない!

次男がもう少ししたらつかまり立ちの時期になるから、子どもの手の届きにくいところにテレビを設置したい!

これら問題をクリアするため、テレビの壁掛けを検討しましたが、我が家はアパートなので壁や天井への穴は厳禁。

そこで今回、壁や天井を傷つけずに壁掛けテレビのようなラックをDIYしました。

ラブリコでテレビ壁掛け 完成

主に使ったのは『ツーバイフォー材』とそれを壁に固定する『ラブリコ』、棚板に使う『ワンバイ材』です。

テレビ壁掛け用の専用金具は不要です。

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『ラブリコとは?』

安価でホームセンターならどこでも売っているツーバイフォー材(2×4材)に『ラブリコ』を装着すると、部屋の天井と床に2×4材を突っ張って固定できるようになります。

この固定して柱代わりになった2×4材にネジや釘を打ち、棚やハンガーがDIYできるようになります。

突っ張って固定しているだけなので、壁も天井も傷つけません。原状回復もラクラク。

この手の商品だと↓の『ディアウォール』 が有名ですが、

 

今回は『ディアウォール』よりデザイン的にカッコよくて設置しやすそうな『ラブリコ』を選びました。

↓右上のパーツが天井を突っ張るパーツ。ネジとバネで構成されたジャッキがついており、リング部分のネジを回すことで突っぱります。

ラブリコ アジャスター パッケージと内容物

↑右下のパーツは床側につけるキャップです。

↓合わせて、棚を設置するため同じラブリコブランドの『 2×4棚受シングル』も使いました。

ラブリコ 棚受けシングル パッケージと内容物

↑1つのパーケージに2つの棚受けと2×4材用のネジ4つが入っています。

必要な材料

使った材料の詳細は以下の通り。

  • ラブリコ 2×4アジャスター(2つ)
  • ラブリコ 2×4棚受シングル
  • 2×4材(2つ)
  • 短い1×4材(テレビを置く棚)
  • 短い1×6材(レコーダーを置く棚)
  • 細引き(紐)
  • 木工ボンド
  • ネジ

2×4材を測る

作り方

ラブリコ説明書にある通り「天井から床の高さ – 95mm」の長さの2×4材を2本用意します。

ラブリコ アジャスター 説明書

ホームセンターで指定した長さにカットしてくれるサービスがあるので、それを利用すると楽です。(ワンカット30〜50円くらい)

私はノコギリを持っているので、自分でカットしました。

ソーガイドで切る

ノコギリでカットする場合は、ソーガイドがあると真っ直ぐ垂直に切れて便利です。

ソーガイドが便利

次にテレビに元から付いているスタンドを外します。

パナソニック製の場合、背面中央下部にあるネジ4つを外せば、スタンドが取れました。

パナソニックのテレビの土台を外す

次にテレビ棚の作成。

我が家のテレビは32インチです。奥行き的に○×4材がちょっとはみ出るけどいい感じでした。

棚の厚みはそれほど必要ないだろうと判断し、1×4材を使用しました。(家にちょうどいい長さの1×4材が余っていたということもあります。)

1×4材をテレビ横幅に合わせてカット。

さらにカットした1×4材に『ラブリコ 2×4棚受シングル』を取り付けます。

ラブリコ 棚受け 説明書

棚受けを取り付け

付属しているネジは2×4材用の長さで、そのまま使うと突き抜けてしまうので注意です。

次にレコーダーの棚を作成。

1×6材でレコーダー本体の足のゴム部分がちょうど収まりました。(本体は飛び出ますが)

(1×6材などの幅広い木材のカットには差金があると、目印の線を垂直に引けて便利です。)

差し金が便利

↓左右に付けたのは、柱で使った1×4材の端材です。接地面には木工ボンドを塗り、左右を各3本のネジで止めました。

レコーダーの棚

あとは組み立てていきます。

柱となる2×4材を2本寝かした状態にし、そこへテレビ棚につけた棚受けをスライドさせ合体させます。

(本来ならテレビ棚にレコーダー棚をくっつけてから2×4材へ合体させるべきでした。行き当たりばったりでやっているので、非効率な手順になってしまいました・・・)

ラブリコ アジャスターと棚受けを2×4材に取り付け

次に2×4材の上下に『ラブリコ 2×4アジャスター』を取り付けます。

ジャッキ部分が天井にくるように取り付けます。

壁に垂直・水平になるように立ち上げ、天井のパーツでジャッキアップして固定。

ラブリコで突っ張る

テレビやレコーダーの配線接続を考えて、少し壁から離して固定しました。

ラブリコでテレビ壁掛け 作成途中

しっかりと固定したのを確認できたら、テレビ棚をスライドさせ、好きな高さに調整し、『ラブリコ 2×4棚受シングル』に付属していたネジで固定します。

ラブリコ 棚受け

テレビが前後に倒れたりズレて落下しないようように、丈夫な紐で縛ってガイドを作成します。

紐はテント用の細引きを使用しました。

テレビを支える紐

そしてテレビを置き、紐の位置を微調整。

テレビ棚が完成

紐ということで、心もとない感じですが、テレビは両サイドの2×4材で軽く押さえられているし、棚の上に不安定ながら自立しているため、紐でテレビを抑えているわけではありません。

地震などでテレビがズレそうになったときにサポートする用途なので、紐で十分かなと判断しました。

本当は↓のように、テレビの上に棚を設置し、テレビ四隅を薄くて細い木材で固定する予定でしたが、面倒くさくなって紐になりました・・・(えっ。

テレビ棚が完成

最後にレコーダー棚の取り付け。

レコーダーはテレビ棚の下に取り付けます。

接地面には木工ボンドを塗り、テレビ棚の上から左右各3本のネジ止めました。

レコーダー棚を取り付け

(↑写真に写っている道具は仮固定するためのクランプ。これがあるとDIYが劇的に捗ります。)

レコーダーは後ろにズレても壁にあたって落下はしませんが、前にズレると落下してしまう恐れがあるため、端材でドアストッパーのようなものを作り、レコーダーと棚の隙間に差し込んで固定しました。

レコーダーの上にドアストッパー的なものを

地震や子どものイタズラ対策です。

以上で完成です。

ラブリコでテレビ壁掛け 完成

やってみた感想

ラブリコはジャッキが高い天井側にあるため、脚立や踏み台も必要がになるのが欠点ですが、調整はしやすいし、アジャスターも棚受けもガッチリしていて安心感があり、トータルでとても満足です。

壁も天井も傷つけず、またテレビの壁掛け専用固定金具を使っていないので低コストでテレビ壁掛け風にできて嬉しかったです。

部材のカットに時間がかかりましたが、もしホームセンターなどでカットしてもらえば、作業時間がとても短く済むのでオススメです。

ラブリコ自体もシンプルで素敵。

テレビ周りもスッキリして掃除もしやすく、使いやすくで、マジやって良かったです。

ラブリコは色々な関連パーツも出ているので、今度は棚やバイクラックを作ってみたいと思います。

 

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