キャンプで子どもと遊ぶゲームを探していたところ、見つけた「モルック(mölkky)」というフィンランド発祥のゲーム。
シンプルなルールで子どもと遊ぶにちょうど良いと思い、購入してみたところ、これが楽しい。
大人同士でも、熱く盛り上がること間違いなし。
キャンプや公園で遊ぶアウトドアゲームとして、老若男女が楽しめオススメ!
紹介します。
モルックの遊び方
モルックはいち早く50点ピッタリの獲得を目指すゲーム。
対戦ゲームなので2チームまたは2人以上でプレイします。
モルックで使用する道具
モルックはいくつものメーカーで製造・販売していますが、Tuoterengas社製のもの公式モルックとされています。
我が家でも一般的で入手もしやすいことからTuoterengas社製のモルックを購入してみました。
↓持ち運び用の箱・スキットル・モルックがセットになっています。
「スキットル」
1〜12の数字が書かれた12本の木製ピンを「スキットル」と呼びます。
このピン(=スキットル)を倒すことで得点を獲得し、合計得点を他のプレイヤーと競い合います。
1本だけ倒すとそのスキットルに書かれた数字が得点に、2本以上倒すと倒したスキットルの数が得点になります。
「モルック」
数字が書かれていない棒が「モルック」です。
この「モルック」を木製ピン「スキットル」に向かって投げます。
投げ方はアンダースロー(下手投げ)が基本です。
「モルッカーリ」
投げる位置の目印となる木です。
「モルッカーリ」は別売りなので、別途購入する必要がありますが、ただの目印なので持っていなくてもOK。
私も持っていないので、落ちている小枝や小石だったり、線を引いたりして目印にしています。
あった方が雰囲気はでるので、ゆくゆくはゲットしたいアイテム。
モルックのセッティング方法
スキットルは↓のように並べます。
1・2番スキットルから3〜4m離れた地面に「モルッカーリ」かその他目印を置きます。
公式戦だと3.5mにすることが多いそうです。
あとは、投げる順番を決めたらゲーム開始。
モルックを投げる
自分の手番(ターン)がきたらスキットルを狙ってモルックを1回投げます。
このとき、足がモルッカーリに触れたり、踏み越えてしまうとファウルとなり、この手番は0点になるので注意。
アンダースローであればモルックの投げ方は自由。
モルックの持ち方は自由で、縦でも横でもいいです。
バックスピンがかかるように逆手で投げるのもOK。
点数計算
モルック投げ終わったら、倒したスキットルを基に点数計算をします。
1本しか倒さなかった場合、「倒したスキットルに書かれた数字」が獲得点数。
2本以上スキットルが倒した場合、「倒れた本数」が獲得点数になります。
0本の場合、獲得点数は0点。
自分のターンに3連続で0本だと、そのプレイヤーはゲームオーバー(失格)となります。
他のスキットルに重なって、完全に倒れていない(地面についていない)スキットルはカウントされません。
(↑は1・3・11・12番は完全に倒れていないためノーカウント。よって獲得点数は6点)
獲得した点数の合計が50点ピッタリになったらその時点でゲームが終了、その人が勝利です。
もし、獲得点数の合計が50点を超えた場合は、25点に逆戻しされ、そこからゲームを続けます。
倒れたスキットルを立てる
得点計算が終わったら、倒れたスキットルを立てます。
倒れた場所から移動することなく、その場に立てます。
よって、最初はかたまっていたスキットルが、ゲームが進むに連れてバラバラに広がっていき、倒す難易度が上がっていきます。
(↑はゲーム終盤のスキットルが散らばって配置されている様子)
スキットルを立てたら、次のプレイヤーの手番となり、これを繰り返していきます。
モルックをプレイした感想
- モルックがスキットルに当たる「カコッ」という音が気持ちいい!
- ピンを倒すのはボーリング、点数計算はダーツ、プレイヤー同士の邪魔し合いはカーリングやビリヤード、色々なゲームがミックスされたプレイ感
- 混雑したスキットルの中から狙ったスキットル1本だけを倒せた時、遠いスキットルを倒せた時、難しいショットを決めたときは脳汁ドバドバ
- モルックが思いもよらない跳ね方や転がり方でミラクルショットになり全員が沸く
- 4×10m程度の土の平坦なスペースがあればプレイ可能→大抵の公園でプレイ可能(スキットルが立てば草があっても大丈夫)
- 老若男女で楽しめる、年齢差も男女差もでにくい
- 対戦相手へ邪魔しつつ自分の勝利を目指す→めちゃ頭を使う(先の先を読む)
- 技術と戦略どちらも大事
- BBQやキャンプでビール片手にゆるくのんびり楽しむのもOK、ガチ対戦でスポーツとして楽しむのもOK
(↑一巡目のモルック投入。スキットルがいい感じに散らばりました。獲得点数は10点。)
息子(4歳)とモルックをプレイ
4歳児だとモルックを3mも投げられないので、1.5m離れた場所から投げるハウスルールを適用してのプレイ。
息子(4歳)も1.5mからなら何とか狙って倒せます。
ただしルールの理解度はあまり高くないので、どのスキットルを狙ったほうがいいかは親がアドバイス。
まだ数字の読めない息子にも、数字の読解にいい刺激になりそう(^^)。
ただし、上述したとおりゲームが進むとスキットルが離れていくので、後半は1.5mハンデを与えていても倒すのが難しくなります。
息子が投げる時は、常に一番手前のモルックから1.5m程度というルールにしないといけないかな。
足し算を理解している子なら、投げる距離でハンデを調整すれば大人と対決できそうです。
以上、キャンプなどでオススメなアウトドアゲーム「モルック」の紹介でした。
終わり