エコにアイスコーヒーが飲みたい!ハリオの水出し珈琲ポットを買ってみた

暑いですね。
朝は欠かさず、アイスコーヒーを飲んでから出勤しています。

でも、アイスコーヒーって普通なら熱湯抽出したホットコーヒーを氷で冷たくしなければなりません。
これって、すごくエネルギーを贅沢に使いすぎていて、なんだかモッタイないなぁと感じていました。

そんな時、以前カフェで注文したことがあった水出しコーヒーの存在を思い出しました。

そして、ネットで調べてみると、やっぱり水出しという名前だけあって水から抽出できることが分かりました。
そして、道具を買えばお家でも簡単に作れそう。しかも、値段もそんなに高くない!

ということで、こちらのハリオの『フィルターイン コーヒーボトル』を購入したので、紹介してみます。

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水出しコーヒーの特徴

ハリオ『フィルターイン コーヒーボトル』の紹介の前に、ザックリ調べて分かった水出しコーヒーの特徴から。

  • カフェインやタンニンあまり抽出されず、苦味と渋みが少ないマイルドな味
  • コーヒー本来のコクが楽しめる
  • 抽出に時間が掛かる
  • 酸化しにくいため長い期間楽しめる
  • 胃に優しい
  • 酸味が出にくい
  • 豆の匂いがダイレクトに感じる

といった感じです。マイルドでコクのある味ということで楽しみです。

フィルターイン コーヒーボトル

それでは、ハリオのフィルターイン コーヒーボトルの紹介です。

付属してきたパーツは、↓の通りです。
フィルターインコーヒーボトルパーツ

↑左から
・ガラスボトル・・・耐熱温度差120度までOK
・ストレーナー・・・洗いやすいように上下で分割されています。メッシュ部分は、ポリエステルで、とても目の細かいフィルターです。
・注ぎ口・・・柔らかめなシリコーン製です。
・栓・・・同じくシリコーン製です。

使い方としては、ストレーナーと合体させて、さらにそ合体させたストレーナーと注ぎ口を合体させます。
ひねってどちらもひねって固定するタイプです。
すると、こんな感じに↓
フィルターインコーヒーボトル合体

これを、ボトルに被せて完成です。
フィルターインコーヒーボトル合体2

水出しコーヒーを作ってみる!

今回は、ハリオの説明書に従って、水出しコーヒーを作ってみました。

気合をいれて、挽いていない深煎りアイスブレンド豆を買ってきました。
コーヒー豆

中挽きぐらいがいいそうですので、それくらいに挽いて、ストレーナーへダバッといれます。
ストレーナーに豆をセット

そして、組み立てて、ボトルにセットしたら、注ぎ口からゆっくりと常温の水を注いでいきます。
水を灌ぐ

このあたりまで水が入ったら、ゆっくりとボトルを左右にゆらゆや振って、
抽出中

コーヒー成分がモワモワと出てきているのが見えます。
抽出中2

そして、冷蔵庫で八時間寝かせます。
翌朝に完成!少し減っているのは、写真撮影前に我慢できず飲んでしまったから。
完成

飲んだ感じは、ホットから作るアイスコーヒーと全然違くてビックリ。
言われている通り、マイルドな味で苦味酸味の刺激が少ないので、ガブガブ飲めてしまいます。

これはこれで、うまいです。

その後、水出しコーヒーのことを更に調べていくと、こんな素敵なサイトを発見!
ハリオ製水出し珈琲ポットで「まろやか水だしコーヒー」作り方 | 生豆屋

ここによると、あんまり水をストレーナーに注がず、振ったりせずに、12時間~24時間ほど更に時間をかけて抽出すると、よりマイルドになるとのこと。

試してみたところ、更にまろやかになりおいしかったです!
どちらが良いかは、一概には言えませんが、どちらも試してみる価値ありですね。

水出しコーヒーはホントに省エネ?

さて、ここまで水出しコーヒーうまぁー、買って良かったーという気持ちで一杯で忘れていましたが、当初は熱湯抽出のエネルギーの無駄遣い感から水出しコーヒーを始めたのです。
実際、どのくらい省エネなのか計算してみました。(間違ってるかも)
コーヒーの量は250mlで計算しました。

熱湯抽出してアイスコーヒーを作る場合

沸騰させるエネルギー
(100-25)[度] * 4.2 [J/g・K]* 250[ml] = 78750 [J]

冷却するエネルギー
コーヒーは、最適な抽出温度がは80度前後ということで、100度まで温度上昇したお湯は、自然に冷めて80度になり、抽出後に70度になり、それを氷で10度まで下げるとします。
(70-10) * 4.2 * 250 = 63000[J]

合計 141750[J]

水出しコーヒーの場合

(25-10)*4.2*250=15750[J]

結果

使用するエネルギーは概算ですが、水出しなら熱湯抽出の約10分の1のエネルギーで作れちゃいます。やったぁ!
といっても、熱湯抽出からアイスコーヒーを作って毎日1ヶ月間飲んでも、電気料金で言えばは20~30円程度なんですけどね。

まとめ

ハリオのフィルターイン コーヒーボトル本体は安価なのですが、その旨さとスッキリさで、ガブガブ飲めてしまって豆代がかなり掛かってしまう恐れが。しかし、あの味わいを知ってしまったら、もうやめられません。
普通の作り方よりも、水出しの方がエコに作れるのもポイントが高いですね。

平年よりも暑いらしいこの夏は、水出しアイスコーヒーを飲みながら、元気に過ごしていきたいと思います。

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