恐竜好きな子どものプレゼントに「カードライン恐竜編」がオススメ

5歳になる恐竜好きな息子への誕生日プレゼントはカードゲーム(アナログ・ボードゲーム)の「カードライン恐竜編」にしました。

恐竜のフィギュアや図鑑などの定番アイテムはすでにあるので、どんなプレゼントがいいかなと頭を悩ましているときに見つけたのが「カードライン恐竜編」。

ゲームとしても面白いし、カードの恐竜情報も満載で喜んでくれました。

今回はそんな恐竜好きな子どもへのオススメプレゼント「カードライン恐竜編」を紹介します。

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カードライン恐竜編

  • 対象年齢:7歳以上
  • プレイ人数:2〜8人
  • プレイ時間:15分
  • カード枚数:110枚

カードライン恐竜編は、手札の恐竜が大きさ順または体重順になるよう場に並べていくクイズ系ゲームです。いかに正しく並べていけるかを競います。

恐竜編以外に動物編があったり、歴史をテーマにしたタイムラインというシリーズもあります。

トレーディングカードではないので、カードパックを何個も買う必要はなく、1つ買えばそのテーマのカードが全て揃うのが良い。

カードラインの遊び方

カードは表面はこんな感じになっています。

恐竜の「イラスト」「名前」「学名(ラテン語)」「草食か肉食」「生息していた年代」が書かれています。

カード表面

裏面の下部に「大きさ」と「体重」が書かれています。

カード裏面

最初に恐竜の重さか大きさ、どちらで遊ぶか決めます。

各プレイヤーに4枚づつカードを配ります。配られたカードは、表向き(大きさや体重が見えないよう)して自分の前に並べて手札にします。

残ったカードは表向きにして重ね、プレイヤー共通の山札にします。

セッティング完了

プレイヤーは自分の手番になったら手札から一枚、場に出ているカードに対し、大きいor重い順になると思う位置へ仮置きします。そして、カードを裏返しにして答え合わせ。

正解だったら出したカードそのまま場に並べておきます。

不正解だったら出したカードを場から取り除き、捨札にします。そして山札から一枚引いて手札に加えます。

これで自分の手番が終了となります。

これを繰り返していき、早く手札をゼロにできた人が勝ちです。

カードラインを遊んでみた

長男&妻&私の3人で大きさでプレイ。

最初に場に出ているのは、ギガントビテクスという恐竜。いや恐竜というよりも動物。ゴリラです。

ギガントビテクス

ゲームのタイトルは恐竜編ですが、正確には恐竜が生息していた時代の動物がテーマです。ホモサピエンスなんかも登場しますよ。

私の初期の手札はこんな感じ。

有利な初番を長男に譲りスタート。

長男はいかにも大きそうな首長な「リオハサウルス」という恐竜を出しました。正解!

妻も大きくて強そうな恐竜「ギガノトサウルス」を出して正解。

私の番。恐竜の名前すらわからない状態なので、適当に感で中ぐらいと思われる恐竜「アルゼンチノサウルス」を並べてみます。

出したカードを裏返しにして、答え合わせ→残念!大外れの「35m」。

間違えたカードは、捨て札にして、山札から一枚引いて手札に加えます。

これで手番が終了。

答え合わせのたびに、「うわーでかい!」「えー意外!」「そっちだったか!」「へーそうなんだ」という驚きの歓声が聞こえて面白いです。

恐竜と一緒に描かれている木や岩の大きさが参考になりそうですね。

知識と推察力、感、運が試されます。

水中生物は木や岩など参考になるものがほとんど描かれていないので難易度高し。また水中生物は重い生き物が多い気がします。

ゲーム終盤の様子。

撮影の都合で2段になっています。

1m〜4mがすごく詰まっている状況。

ここで気付いたのが、山札の一番上は見える状態になっていること。

つまり失敗したら次に手札にくる恐竜が分かっているのです。

もし山札の一番上の恐竜が分かりやすいカードだったら、あえて手札の中の難しいカードを出す戦略を思い付きました。

もし正解ならラッキーですし、不正解でも山札からわかりやすいカードが手札になり有利になりますし、手札にある難しいカードは処分できるのできます。

山札の一番上に「メガネウラ」。ただのトンボやん!いかにも小さそう・・・。

場にたくさんのカードが並ぶ後半は、なかなか正解することができません。

ギリギリアウトやセーフというプレイが多くなり「うわー数キロ違いでアウトだー!」「あちゃー」とか地味に盛り上がります。

結果して、知識はないけど戦略を駆使した私が1位、長男2位、妻3位の結果になりました。

カードライン感想

  • シンプルなルールとテーマで誰にもわかりやすく、とっつきやすい。
  • 年末年始などのイベントで人が集まるときにもオススメです。大人同士ガチで遊んでも盛り上がると思います。
  • 2〜8人とプレイ人数の幅が広いこともゲームとして魅力。
  • このゲームをプレイするまで恐竜の大きさや体重なんて全くわかりませんでした。慣れないと一桁以上も間違うこともありました。何回か遊ぶとおおまかに覚えるので、やりこむほどにゲームが有利になります。カードは110枚もあるので、そう簡単には覚えられませんけどね。見ざせ恐竜博士!
  • 我が家の長男は数字は読めても単位がわかりません。重さだとグラム・キログラム・トンと単位がバラバラで難しいそうです。大きさだと、ほぼメートルなので(たまにcmもあるが)小さい子と遊ぶときは大きさがオススメ。
  • プレイヤーのレベルに応じて、スタート手札の枚数を調整したほうがいいです。初回プレイの素人が5枚でプレイしたら、後半は不正解続きでプレイ時間が長く飽き気味に。プレイ経験が浅い場合は、公式ルール通り4枚が。小さい子どもとプレイするときは3枚ぐらいがちょうどよさそう。
  • ゲーム準備のとき、すべてのカードを表向きにするのですが、カードの表黒がちょっと分かりにくいのがネックです。
  • せっかくカードに表裏があるのに、表裏の恐竜イラストが全く一緒なのはつまらないなあと思いました。イラストを少しでも変えてくれるとより楽しめるのに。

ゲーム以外の楽しみ方

子どもにプレゼントして良かったと思うのが、ゲーム以外にも楽しんでくれたからです。

先にも書いたとおり、カードには恐竜の「イラスト」「名前」「学名(ラテン語)」「草食か肉食」「生息していた年代」「大きさ」「重さ」の情報が書かれています。これだけで図鑑のように機能します。

度々、一枚一枚食いつくようにめくって楽しんでいます。本物の図鑑とは違い、小さくて軽いので旅行時の退屈しのぎにも使えそうです。

眺める以外にも、長男なんかは「この恐竜は強い恐竜」「この恐竜は草食」「こっちは飛ぶやつ」とか言って、カードを自分が決めたルールに沿って分類したり、分けたものを広げて眺めたりする遊びも一人で展開しています。時にはカード同士を擬似的に戦わせたりして(笑。

カードラインを並べて遊ぶ様子

あと余談ですが、カードを入れるケースは表面が凸凹の立体加工されたブリキでできており、見た目が良いです。

まとめ

恐竜好きな子どもへのプレゼントといえば、恐竜フィギュアや図鑑なんですが、ちょっと変わったモノをと思い、また、一緒に遊べて楽しそうだった「カードライン恐竜編」のプレゼントでした。

プレゼントを喜んでくれたし、カードゲームとしても楽しい。カードゲーム以外にも子どもは自分の遊びを広げるのに役立っているので、プレゼントして良かったです。

なお恐竜編以外にも動物編があります。こっちの方が万人受けすると思います。ゲームとしても大きさ・重さに加えて寿命という要素でも遊べるので楽しそうです。

終わり

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