この度、食器洗浄機&乾燥機(略して食洗機)を購入しました。
今までは、次の理由から食洗機の設置は無理だと思い込んでいました。
- 賃貸アパートだから設置工事ができない
- 設置工事費が高い
- 設置スペースがない
- 水道&電気代が高い
しかし、よくよく調べてみると、上記理由は全く理由になっていないことが分かりました。
むしろ食洗機を使うのはメリットだらけ。洗濯機と同じレベルで一家に一台必要だと思うようになりました。
購入にあたり最後まで「専業主婦なのに食洗機に頼るのは贅沢」という妻の意見がありましたが、これも理由になっていません。(気持ちはわかりますが)
ちょうど次男の夜泣きで、我が家に疲労感が常に漂う状況だったので、起死回生を狙ってパナソニックNP-TR7を中古で購入しました。
食洗機を2ヶ月ほど使ってみましたが、これがまた便利すぎ。
みんなも導入した方がイイよ!との思いで、今回は食洗機の素晴らしさを紹介します。
食洗機を設置しない理由
賃貸アパートは設置できない?
と勝手に思いこんでいました。というのも何やら工事が必要だと聞いていたからです。
工事なんてしたらお金がかかる!賃貸アパートだから現状復帰が大変!
ところが、どんな工事が調べてみると、キッチンの水道の蛇口に「分岐水栓」というパーツを付けるだけ。
分岐水栓とは、↓こんなふうに食洗機の給水ホース(白色)を、今ある蛇口の根本に接続するためのパーツです。
素人でも簡単な工具さえあれば30分足らずで取り付け可能です。
取り付けが簡単なら取り外しも簡単。賃貸でも自分で簡単に現状復帰ができます。
よって、賃貸でも食洗機は設置できます。
設置工事費が高い
自分で分岐水栓を取り付ければ、工事費は0円です。
しかし、ネックになるのが分岐水栓の値段。蛇口の型に合わせた専用品なので高価です。(約1万円~)
今使っている蛇口の専用品ゆえ、引越した場合、引越先の蛇口に適合するか分かりません。適合したら超ラッキーぐらい。
私は転勤族なので、来年にでも引越す可能性があります。すぐに使えなくなるかもしれない部品に1万円も掛けるのはバカバカしいと諦めかけましたが・・・。
中古ならどうだ?とメルカリやヤフオクを見ても、我が家に適合する分岐水栓は中古でも8千円近くします。
中古も割高すぎて無理だ。いや待てよ、不要になれば、中古で売ればいいんじゃん!と気づきました。
(ちなみに、分岐水栓はこんなパーツです↓)
もし引越先で使えなくても、中古で売ればそれなりの値段で売れそうだし、そのお金で新しい分岐水栓の購入すれば、そんなにコストは掛からないだろうと判断しました。
電気代&水道代が高い
これは誤った認識でした。
食洗機を使った方が、手洗いと比べてダンゼン節水できます。
パナソニックによると、食洗機なら6人分相当の食器で1/7も節水でき、一年間25,000円も節約できるとか。
実際に食洗機を使っていても、細いホースからチョロチョロと排水されている様子から、かなり使用水量が少ないんだなあと実感しています。
電気代は掛かるようになりますが、手洗いのときのガス代(お湯代)がなくなるので、比べるとちょっと節約になります。
ランニングコストの面からも、食洗機の方が、お財布にも環境にも優しいと言えそうです。
食洗機を導入した感想
設置スペース&設置台について
心配していたスペースも、シンク横にあった冷蔵庫をずらし、食洗機を縦置きにすれば、そんなに邪魔にならずに置けました。
シンクの壁側の出っ張りのせいで、冷蔵庫のツラよりもちょっぴり飛び出ていますが問題なしです。
食洗機で今まで使用していた水切りカゴが要らなくなったので、逆にシンク上は広々としました。
食洗機の排水の都合で、シンクと同じかちょっと高い位置に食洗機を設置しなければならないので、台が必要になります。
我が家では、DIYで余ったワンバイフォー材と角材で台を作りました。たぶん使った材料費は1000円も掛かっていないと思います。
(天板はワンバイフォー材を二枚横に並べてちょうどよい大きさになりました。)
余談ですが、めんどくさかったので塗装をしていなく、水濡れによる腐食が心配でしたが、食器を出し入れするときは、食洗機のフタが水垂れをカバーしてくれるので、台が濡れることがなく安心です。
分岐水栓の取り付けは本当に楽チン
私でも30分程度でできました。言われている通り楽チンで、素人でも水漏れなしで仕上がりました。
必要な工具は、六角レンチとスパナorモンキーがあればOK。(蛇口の型によって必要な工具のサイズが若干違います)
作業の工程は、別の記事にまとめようと思います。
食洗機の使い勝手
食洗機の高温ジェット水流による洗浄で、油分がしっかりとれてピッカピカです。
茶しぶなどの汚れは取れにくいようですが、それ以外の汚れならめちゃキレイになります。
汚れが溜まりやすいスープポッドのフタの深いすき間もキレイになったのには驚きました。水筒など洗いにくいものも、ジェット水流がしっかり当たるように庫内に入れれば、奥の方まで洗浄してくれます。
予洗いは凄くベトベトだったり、野菜くずなどがくっついているときに、さっと流すぐらいしかしていませんが全く問題なしです。
「スピーディ」コースでも、十分に汚れが落ちるので、我が家では節電・節水になる「スピーディ」一択です。
ぶっちゃけ中古の食洗機てどうなん?
中古での購入でしたが、中身はピカピカでした。それもそのはず、使うたびに食器と一緒に庫内が洗浄され、乾燥されているからです。
洗濯機の洗濯槽のように見えない裏側なる部分は、食洗機には存在しないので、中古でも清潔感がありました。
ただし、排水ホースの先っぽだけは、常にシンクに入っているためか、少しカビていましたが、衛生上ほとんど問題ないと思います。
(現行モデルで一番人気のパナソニック食洗機↓)
手洗いのお湯とコストの葛藤から開放された
何かと言うと、お湯を使ったほうが、寒い時に手が冷たくならないし汚れがキレイに落ちる。けど、お湯代(ガス代or電気代)が掛かること。
ケチな私は、いつもこの「お湯とコスト」の葛藤に苦しんでおり、時にはお湯を使って、やっぱりモッタイナイと常温の水を使ったりと、ゴールのない迷路に迷い込んだようでした。
食洗機なら、高温のお湯でキレイに洗い上げてくれるし、使用する水が少量なので、お湯のコストが少なくて済みます。
(ちっぽけな)葛藤から開放されました。
外食の頻度が減った
我が家の外食に行くのは大体、妻が疲れていて食事の準備片付けを億劫がる時。鍋や丼ぶりメニューにすれば食事の用意は簡単ですが、片付けからは逃げられません。
食洗機を導入してからは、片付けの手間が格段に減ったため、外食の頻度も減りました。
外食代の節約は思わぬ食洗機のメリットでした。
動作音はうるさい
動作音はそれなりにうるさいです。
我が家では、食洗機を動かしている同じ部屋で赤ちゃんの昼寝をしていますが、起きてくることはありません。
よってそんなに問題になりません。
まとめ
賃貸でもシンクの周りに、ちょっとでもスペースがあれば、食洗機は設置できます。
必要な工事、分岐水栓の取り付けは、やる気と基本的な工具があれば素人でも30分でできます。
分岐水栓の値段は高いけど、中古で売れば、結構いい値段で売れるので問題なし。
中古の食洗機でも、使うたびに庫内も洗浄されていたので、中は清潔がある。(中古品の状態にもよりますが・・・)
ちなみに中古食洗機15,000円と新品分岐水栓12,000円、自作台の材料費1,000円でトータル約28,000円で食洗機を導入できました。
食洗機のメリットを知った今では、今のが壊れたらすぐに、新しい食洗機を買うと思います。
もう、食洗機なしの生活は考えられません。
(小さくてもよければ、ぷち食洗を選ぶのもイイかも!)
終わり!