私の仕事はデスクワーク。ランチを会社の外で食べることを許されないぐらい、会社に引きこもって仕事をしています。
頭と目ばっかり疲れ。エアコンにて快適な温度がキープされていて、かく汗は冷や汗オンリー。仕事が終われば、身体的には疲れないけど、精神的にはクタクタ。
日勤と夜勤を繰り返し自律神経はメチャクチャ。
社内でも厳しく忙しくて有名なこの職場に転勤になり、最初の一年は本当にキツかった。
休日でも家で仕事したり、事前勉強したりと休まらない。(一応、形だけでも休日があるのがせめてもの救いでした。)
そんな状態でも自分を保ち、気分をリフレッシュさせ、気持ち良く夜寝れるようにする方法がありました。
それがサウナと水風呂です。
最近ブームとなっているサウナ。
学生の頃から地味に好きだったのですが、さらにハマるキッカケとなったのが、数年間に読んだマンガ「サ道」。
『サ道』では、サウナの気持ちよさが語られており、気持ちいいと感じるのは自分だけじゃなかったんだ!と知りました。
それからは、『サ道』のサウナの入り方を参考にしたり、自己流を試したりとサウナの入り方に拘るようになりました。
サウナの魅力とは
汗をかいて心身ともにリフレッシュ
サウナの1つ目の魅力は、たくさんの汗を流せること。
「疲労物質」「体内に溜まった毒素」「毛穴や汗腺の汚れ」「イライラ・不安」などのネガティブなモノが汗と一緒に体から出ていくイメージをしながらサウナで汗をかくと体も心もドンドン軽くなっていきます。
「疲労物質」が汗で体の外に出ることは医学的にありえないそうですが、イメージの力は偉大で本当に仕事の疲れが体から抜けていきます。
(サウナに入ると疲れますが、この疲れは心地の良い疲れで休息することで完全回復します。)
サウナ後は、汗によって毛穴や汗腺の汚れが押し流されるためか、お肌がツルテカ、血流アップで顔色も抜群に優れます。
おまけにサウナに積極的に行くようになったら、私のM字ハゲの進行もストップしました!
仕事帰りでも行きやすい
ストレス解消に一番いいのは運動して汗を流すことだと思います。
デスクワークがメインな私は、肉体的には疲れはなく、精神的な疲れ。
運動して血流をアップさせ、精神だけでなく肉体も疲れさせることでバランスが取れ、安定した精神状態で気持ちよく眠れ、疲労回復になることは知っています。
しかし仕事帰りのヘトヘトな状態で運動するのは厳しいです。
疲れているのに、さらに疲れることはしなくないと思ってしまう。本当は精神的に疲れているだけなのに・・・。
その反面、サウナなら受け身でOKだし、気持ちがいいので仕事帰りでも気持ち的に行きやすいのが魅力です。
水風呂と休憩で「ととのう」
サウナ後の水風呂と休憩の素晴らしさはマンガ『サ道』が分かりやすいです。
『サ道』の名言を借りると、
「水風呂に入るためにサウナがあるようなもんやね、サウナは前戯」
「ディープリラックス状態」、「多幸感」、「サウナトランス」、「ととのう」
といった感じ。楽しそうでしょ!
水風呂に入っているときは、気持ちよくて完全に思考停止、自然と深い瞑想状態になります。水と一体化したような、自分がトロけだしているかのような異次元の気持ちよさ。
時間の過ぎる感覚が麻痺するので、入りすぎないように注意が必要ですが、水風呂はマジで気持ちがいい。
そして水風呂を出た後に、露天風呂のリクライニングできる椅子にゆったりと座って休憩。
すると突如やってくる、あの感覚。
体か少し痺れ、宙に浮いているようなフワフワした感覚、心地の良いめまいみたいな感覚、たばこを吸ったことがある人なら分かる「ヤニクラ」みたいな感覚。
そして溢れんばかりの幸福感。これが合法ドラッグ「サウナトランス」状態。
この状態に至ることを『サ道』では「ととのう」と表現しています。
水風呂に入っているときは違い、このときの思考はしっかりています。
頭の中にポジティブな考えやアイディアが、どんどんと浮かんできます。嫌なことや悩みが浮かんでくることもありますが一瞬で吹き飛びます。
「なんて小さいことでクヨクヨしていたんだ!そんなこと、どうにでもいい方向に持っていけるさ!」とか「今のままでも全然、大丈夫!十分に幸せだ!」と超ポジティブシンキングになれるからです。
嬉しいことに、このポジションシンキング効果はしばらく続くので、家に帰ってもイヤなことをぶり返すことなく、気持ちよく眠りにつけます。
サウナが不眠解消にも効果があるのは頷けます。
なぜ「ととのう」のかというと、サウナで毛細血管が拡張、水風呂で伸縮というサイクルを繰り返すことで、全身の血行が良くなり、脳に大量の酸素が届いて快感ホルモンが分泌されるから。
鬱っぽくなるのは、血の巡りが悪いからと言われているので、サウナでガンガン体を温めドンドン血を回してやれば、鬱は吹き飛ぶのです。
自律神経の乱れもサウナで調整できると言われています。
「サウナ」→「水風呂」→「休憩」→「ととのう」は、一度やったら病みつき!。
個人的にオススメなサウナ
サウナの種類は、高温で低湿度なドライサウナです。
サウナの選び方は、サウナ室の温度、水風呂の温度、水風呂から直ぐにいける休憩スペースを重視しています。
サウナ室はドライで80~90℃ぐらいが一般的。
低温でだらだらと長い時間入るのは心臓に負担をかけると言われていることもあり、高温(90後半から100℃以上)で短時間(5~10分)が個人的に好きです。
(高温すぎるのも体に負担らしいですが…)
温度計の設置場所によって示す温度が全然違いますし、湿度や対流でも体感温度が違うので、温度計の温度は参考程度のと思っておく必要があります。
水風呂の温度は結構重要。低温の方がととのいやすくなる気がします。16℃以下だと嬉しいです。
あと水風呂の浴槽が狭いと、混んでいて入れない場合があります。サウナを出て汗を流した直後に水風呂に入れないと台無しです。
また水風呂が広い方が水量が多く、人の体温によって水温が上昇しにくくておすすめです。
そして、水風呂後にととのうための休憩スペースが確保できるかも大事です。理想は外にリクライニングできる椅子があって、のんびりゆったり外気浴ができることです。
なかなか条件が揃っているサウナが少ないです。
サウナの入り方
体を洗ってからサウナに入ります。マナーということもありますが、体をキレイにした方が汗腺の汚れがとれ、汗がでやすくなるような気がするからです。
私は高温好きなので、サウナ室では天井に近い、高い場所に座ります。
気分や体調によっては低い場所からスタートし、様子を見ながら高い場所にいく方法もあります。
私はタオルを2枚使うスタイルです。1枚目は汗キャッチのため太ももに掛け、2枚目は頭を熱から守るため頭に巻きます。
体よりも天井に近い頭は、体よりも高熱にさらされるので、頭を守ってやることでのぼせ対策になり、サウナに入っていられる時間が伸びます。またドライサウナだと髪が乾燥しすぎて痛むのを防ぐ効果もあります。
同じ目的で、サウナハットなるアイテムもあります。
サウナに入っている時間は特に決めておらず、苦しくなっても出たい!と思ってから、さらにもう一分間我慢の後、サウナを出るようにしています。
大体、6〜12分ぐらいマチマチです。
水風呂の前で”掛水”し、汗を流してから入水。
水風呂に入っているときは目を閉じます。すると深く深くリラックスできます。
水風呂に入っている時間は超大切で、短すぎると「ととのわない」し、長すぎると深く「ととのい」過ぎてぶっ倒れそうになってしまいます。
上にも書いたとおり入水中は、時間感覚が麻痺するので、いつも一体どれくらいの時間、入っているのか自分でも分かりません。
入水時間で目安にしているのが、自分の呼吸の冷たさ。
水風呂に入っていると、段々と自分の吐く息の温度が下がっていく感じがします。吐く息が冷たくなったと思うタイミングで水風呂から出ます。
水風呂を出たらすぐに、椅子に座ってぼけーっと休憩します。
するとやってくる多幸感、ふわふわ感、サウナトランス。「来たきたー、ととのったー」。ヨダレがたれそうです。
幸せです。
このサイクルを何度も繰り返します。サウナ室に入る直前に毎回、水分補給するようにしています。
私の場合、1時間半から2時間ほどサウナを楽しんだら、家に帰ってサウナの余韻に浸りながら眠ります。
サウナに行った日の寝付きは最高です。
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