ユニフレーム『REVOルーム4プラス』設営方法と使い勝手を詳細レビュー

ファミリーキャンプに目覚め、欲しくなったテント。

狙っていたテントは、小川キャンパル『ツインピルツフォーク』、スノーピーク『ランドステーション』。

モノポールの三角テントもカッコよくていいなあ。

なんて考えもし、迷いながらも購入したのはユニフレーム(UNIFLAME)『REVOルーム4プラス』。

選んだ理由や設営方法、使ってみた感想を写真多数で詳細に紹介します。

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REVOルーム4プラスを選んだ理由

REVOルーム4プラス設営完了 斜め後ろから

一番の理由は『REVOルーム4プラス』『REVOタープ』『REVOフラップ』の3点セット(通称:REVO3兄弟)を揃えれば、『ツインピルツフォーク』や『ランドステーション』と似た秘密基地っぽい感じになるからです。

REVO3兄弟の方がトータルの値段が安いし、3つのアイテムをバラバラに使ったり組み合わせて使えるのが便利だと思いました。

参考:『REVOタープ』『REVOフラップ』の紹介はこちら↓

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タープのポールのに引っ掛けて設営する独自スタイルは、「モノポールテント(変則的な)」に属します。「タープのポールを流用してテントを作れれば楽じゃない?!」的なアイデアが面白く魅力に感じました。

ブランドは焚き火アイテムで有名なユニフレーム。でも、テントは超マイナーなのでサイトで被らないのも○。

大人4人用のテントなので、子どもが小さい4人家族の我が家ならゆったり目に使えるのも良いと思い購入しました。

REVOルーム4プラス設営方法

Revoルーム4プラスに付属してくるスタッフバッグは2つ。

REVOルーム4プラス スタッフバッグ

↑右がフロアマット、左がフライやインナー・ペグ・紐などがまとまっています。

フロアマットは厚みがあるので、スタッフバッグもデカいですが、重くはないです。

ぶっちゃけ自分で他のマットを用意すれば、このフロアマットは使わなくても問題ないです。

DSCF3492.jpg

↑説明書の付属品一覧。

それではREVOルーム4プラス設営に入っていきます。タープ設営は済ませておきます。

revoタープをまず設営

今回は、↑の左手前のポールにREVOルーム4プラスを設営します。

↓設営が完了するとこんな感じになります。

DSCF3496.jpg

タープポールにフライシートを引っ掛ける

設営済みのタープポールにフライシートを引っ掛けます。240cmと260cmのタープポールに対応しています。

トップをタープポールへ引っ掛けるフライシートのてっぺんにグロメットが2つあるので、240cmポールは下側のグロメットを、260cmポールだったら上側のグロメットにタープポール先端を引っ掛けます。

↓タープポールをそのまま一度倒し、フライシートのグロメットを掛け、

タープボールを一旦倒して引っ掛ける

↓タープポールを元に戻します。

タープポールを戻す

フライ下部がタープポールからズレないよう固定するため、タープポールを少し持ち上げて、フライ下部のタープ接続ベルトポケットにタープポールが乗るようにセットします。

タープポールの下にベルトループを敷いて固定

フライシートをペグダウン

↓ペグダウンする前に設営補助バンドをセットします。きれいに張るために必要なバンドで、設営が完了したら取り外します。

DSCF3506.jpg

またフライシート入口のチャックが閉じていることも確認します。

この2点がうっかり忘れやすいので注意!確認ができたらペグダウン開始!

まずは2本のタープポール延長線(センター)に黄&赤テープがくるように調整し、黄&赤テープをペグダウンします↓

赤いベルトがタープポールの延長線上に来るように

その後は、センターの左右、入り口側と順番にペグダウンしていきます。キレイに貼るためにも順番通りにペグダウンしていったほうが良いです。

裾をペグダウン

合計5箇所ペグダウンし仮固定が完了しました↓

裾をペグダウン完了し仮固定したとこ

ここまで出来れば、雨の日でもフライ内部は濡れることはないため、ゆっくりと作業ができます。

背面フレームを取付

続いて背面フレームを組み立てます。

背面ポール

組み立てたフレームは、フライの外側背面のスリーブに通し↓

背面ポールを通す

フレームの両端をフライに付いているピンに差し込み固定します↓

背面ポールのエンドは裾のスティックに引っ掛けて固定

フレームが通したら、フライの張りやシワを見ながら、仮固定でペグダウンした部分を調整し本固定します。

本固定が完了した状態↓

背面ポールが通った状態

入り口側から見た様子↓

フライが設営完了(インナーは未設営)

↑この状態でもコットなどを使用すれば、十分に寝泊まりできます。デイキャンプなどで日除け・風除け・着替えスペース・休憩スペースにも有効です。

グランドシートを取付

グランドシートは、フライ内側のリングにフックで固定します。

グランドシートの取り付け方法

フライとグランドシートの固定が完了した様子↓

グランドシート設置完了

グランドシートは台形のREVOルーム4プラス専用サイズです。

インナーを取付

フライとインナーは底部7箇所をバックル、中間をフックにて固定します↓

インナーを取り付け(バックルとフックにて)

そしてインナー頂点1点をバックルで固定します。これで95%完成です↓

インナー取り付け完了

↓タープ接続ベルトをアルミペグで2箇所ペグダウン。

DSCF3508.jpg

↑風などの状況を見ながら、フライの裾やフライへ張り縄をすればOKです。

あとはフロアマットを敷けば設営完了です。フロアマットはREVOルーム4プラス専用の台形になっています。

厚みはそこそこありますが、ちょっと心もとないです。地面の状況によっては追加でマットがあった方がいいです。グランドシート

設営はちょっと特殊ゆえ慣れが必要ですが、慣れてしまえば他のワンポールテントと同じか、それよりも簡単に設営できると思います。

ちなみにタープなしでもポールを単体で立てれば、REVOルーム4プラスを単体で設営可能です。

説明書

DSCF3497.jpg

REVOルーム4プラスの機能

フライは左右独立して入り口をオープンにすることができます。またインナーも左右独立してメッシュまたはクローズできます。

↓はフライを左右オープン、インナーを左右メッシュにしています。フライやインナーの余った幕は固定できるようになっています。

左右の入り口フルオープン

↓はフライを左右ともクローズ。

フライが設営完了

↓は右だけオープンにしています。

左右の入り口は独立している

右側の入り口はフライとインナーの間に靴が置けるほどのスペースがあります↓

右側の前室

左側の入り口は、結構なスペースがあります↓。

雨が降っていても、このスペースがあれば濡れずに靴を脱ぎ履きできます。

左側の前室

キャリーワゴンも難なく収納することができます↓

左側の前室にはキャリーワゴンも楽々入る

今度はインナーを見ていきます。

インナーには左右底部(2箇所)にベンチレーションがあります↓

底部のベンチレータ

そして頂部2箇所にもベンチレーションがあります↓

頂部のベンチレータ

↓頂部と底部のベンチレーションの位置関係です。

底部と頂部のベンチレータ

合計4箇所のベンチレーションと入口左右をメッシュにできるので、風の通りが良く割と涼しいです。

フライにもインナー頂部のベンチレーションと同じ位置に穴が空いています。マジックテープでフレームを立てたり倒したりすることで開閉できます。↓は開いた状態です。

フライの頂部ベンチレータ

↓インナー内部は入口側が広い台形になっています。

DSCF3489.jpg

↓そのため入口側の左右は荷物置き場として利用できます。

インナーは台形

スペック通り大人4人でギリギリです。我が家の大人2人+子ども2人ならゆったり使えます。

あと、細かい点としては設営時に使用した補助ベルトはフライ外側のポケットに収納できます↓気が利いています。

補助ベルト収納ポケット

REVOルーム4プラス使ってみた感想

まずは見た目が好きです。Revoタープとの組み合わせがカッコいい!

↓タープしたのゴチャゴチャは置いておいて、どうですカッコよくないですか!?

REVOルーム4プラス設営完了 横から

↑の写真から分かるように、メインポールの張り縄の内側にテントがくる形になっています。

普通ならメインポール〜張り縄はデットスペースになってしまいますが、REVOルーム4プラスならそのスペースを有効に活用できます。

普通のテントとタープで合体しようと思うとお互いの位置の微調整が面倒だったりしますが、REVOルーム4プラスなら何も考えなくても、キレイに合体できるのがメリットです。

REVOルーム4プラス設営完了

独特な設営方法で慣れが必要ですが、ワンポール系テントと同等かそれよりもちょっと楽に設営できると思います。

メインポールがテント室内を通る一般的なワンポールテントと違い、REVOルーム4プラスはメインポールがテント外側を通ります。

もし万が一、テント内に人がいるときにメインポールへの落雷を考えると、メインポールがテント外側を通るREVOルーム4プラスの方がなんとなく安全な気がします。(実際に安全かは分かりません。個人的な感覚です。)

REVOルーム4プラス設営完了 斜め後ろから

今回はベーシックにタープポールを使用して設営しましたが、ポールを一本自立させ、そこにREVOルーム4プラスを設営すれば、タープがなくてもREVOルーム4プラス単体で設営可能です。

『REVOルーム4プラス』はパッと見、高価ですが、専用グランドシートやインナーテント、フロアマット、ペグから張り縄までセットになっており、付属品以外で設営に必要な物はタープポールとハンマーだけ。コスパは良いとは言えませんが、けっして悪くないです。

他のテントのようにオプション品の購入を迷う余地がなかったのもよかったです(^^)

REVOルーム4プラス 設営完了 背面から

大人2人+子ども2人(5才と1才)の4人家族で使用していますが、スペース的にはゆったりと使えています。

一番上の子が小学校中〜低学年ぐらいなら、大人2人+子ども3人でもいけますね。

デイキャンプならフライだけを使用し、荷物を減らすためインナーやフロアマットは持ってこないという選択肢もとれるので便利です。

使い勝手も見た目も気に入っています。

REVOルーム4プラスまとめ

  • フライ・インナー・グランドシート・フロアマット・張り縄・ペグと設営に必要なものはほとんど付属してくるので「思ったよりコスパ悪くない」「オプション選びに迷わない」「お手軽」
  • 設営はちょっと特殊だけど慣れれば簡単、何も考えなくてもタープとぴったり接続できる
  • タープがなくてもREVOルーム4プラスの単体設営OK、インナーを付けずフライだけでも使用可能、Revoフラップと組み合わせても楽しいかも・・・と選択肢が豊富で融通がきく
  • ベンチレーションがたくさんあり、風が吹けば夏でも快適
  • 大人2人+子ども2人ならゆったり快適に使用できる
  • カッコいい、他のキャンパーと被らない

以上、REVOルーム4プラスの設営方法と実際に使ってみた感想でした。大変気に入りました。

終わり

 

 

 

 

 

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